日本の大学とアメリカ、イギリス、オーストラリアの大学の違いを解説

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海外留学を考えている方にとって、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏の教育システムについて気になっている方も多いのではないでしょうか。

国によって大学の雰囲気や学べることなどが全く違ってくるので、

「自分に合った教育プログラムをどうやったら受けることができるんだろう?」

と悩んでいる方も多いと思います。そこで今回は日本の大学とアメリカやイギリス、オーストラリアの大学の教育システムの違い

  • 入学資格
  • カリキュラム
  • 評価基準
  • 就職事情

などの様々な観点から徹底解説をしようと思います。

Hayate
Hayate

この記事を書いている僕はアメリカのシアトルのカレッジに通っています。
同じアメリカといえども、州によって特徴が全然変わってくるので、国が違うと教育方法は全く変わってきます。そのため少しでも国によっての大学事情の違いをシェアしたいと思いこの記事を書きました。
この記事を読むことで、本当に自分に合った国を見つけることができるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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日本の大学システムについて

日本では1869年に最初の大学が設立され、現在国立大学私立大学の2種類があります。

日本の大学への入学には、幅広い分野の知識を問う受験が必要で、とても競争率の高いのが特徴です。

特定の学部に対して受験を行うため、入学後はその学部で特定の科目に特化し、4年間学習します。

アメリカの大学システムについて

アメリカの大学は、世界で最も多様で多大なる学生数を誇ります。米国には4,000校以上の大学があり、小規模なリベラルアーツカレッジから大規模な有名大学まで様々な大学があります。

入学条件は大学によって異なり、SATACTなどのいわゆる標準テストを課す大学もあれば、学生の課外活動や自己紹介文を考慮した総合的なアプローチをとる大学もあります。

ポイントSATやACTは日本の受験とは違い、何度も受け直すことができるので本番に弱い方でもしっかりと実力を発揮することができるよ!

カリキュラムは通常4年間で、学生は幅広い学術プログラムやコースから選択することができます。

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イギリスの大学制度の概要

イギリスの大学制度は、12世紀にまでさかのぼる大学もあるほど、長い歴史と文化を誇っています。

イギリスには150校以上の大学があり、公立と私立がの2種類があります。入学要件も様々で、SATやACTなどの標準テストを課す大学もあれば、学生の身上書や学歴を考慮した総合的なアプローチをとる大学もあります。

カリキュラムはファウンデーションコースと呼ばれる基礎学習をするコース1年+3年間の専門学習が一般的で、学生は最初から特定の分野に特化した勉強をします。

ポイントイギリスのファウンデーションコース(Foundation Course)は、高校を卒業したばかりの生徒や、国外からの留学生がイギリスの大学に入学するために受講する準備コースです。

ファウンデーションコースは、英語や学術スキルの向上のために必要なトレーニングを提供すると同時に、大学の入学条件を満たすために必要な知識や技能を身につけることができます。内容はアカデミックライティング、リサーチスキル、プレゼンテーションスキルなど多岐にわたります。

オーストラリアの大学制度の概要

オーストラリアの大学制度は比較的新しく、最初の大学が設立されたのは1850年です。現在、オーストラリアには、公立・私立合わせて40校以上の大学があります。

入学条件は同様に様々で、SATやACTなどの統一試験を課す大学もあれば、学生の学歴や自己PRを考慮した総合的なアプローチをとる大学もあります。

カリキュラムは通常3~4年間で、学生は幅広い学問的プログラムとコースから選択することができます。

ポイントイギリスと同様にオーストラリアもファウンデーションコースを卒業する必要があります。ですがイギリスとは少し違う箇所もあります。例えばオーストラリアでは数学や英語や一般教養を学ぶ必要があったり、高校卒業資格や英語力が基準に達していない方にも入学許可が下りるのが特徴です。

各国の大学システムの比較

では次に各大学の特徴をしっかり把握していきましょう!

国によって入学時にテストを重視する国もあれば、学生の課外活動や自己紹介文を考慮した総合的なアプローチを重視する国もあります。

また、カリキュラムにも大きな違いがあり、最初から特定の分野に特化することを重視する国もあれば、より柔軟にコースを選択することができる国もあります。

ですのでここでは

  • 入学資格
  • カリキュラム
  • 評価基準
  • 就職事情

の4つの観点から各国の大学の違いをシェアしていきます!

入学資格

日本では「受験」が一般的な入学条件なのですが、アメリカでは、入学条件は大学によって大きく異なり、SATやACTなどの統一試験を課す大学もあれば、学生の課外活動や身上書、学歴を考慮した総合的なアプローチを取る大学もあります。

イギリスでは、ファウンデーションコースの卒業資格に加え、テストや面接を課す大学もあります。

オーストラリアでは、ファウンデーションコースに加え、SATやACTなどの標準試験を課す大学もあれば、学生の学歴、課外活動、自己紹介文などを考慮した総合的なアプローチをとる大学もあり、入学条件は大学によって異なります。

ですので、日本以外の国は大学によって入学条件が異なるため、一律の入学条件はないので注意が必要です。

また、大学によってTOEFLなどの英語力の基準も変わってきます。80点以上でOKな大学もあれば、有名大学になると100点以上を課すこともあるので、しっかりと対策することも必要になってきます!

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カリキュラム

日本の大学では、学部生は通常4年間で、最初から特定の分野に特化したカリキュラムが組まれています。

米国では、カリキュラムは通常4年間で、学生は幅広い学術プログラムやコースから選択することができます。実践的なスキルと今後の可能性に重点を置いたカリキュラムで、多くの卒業生が卒業後すぐに社会人として活躍しています。

イギリスでは、カリキュラムは通常3年間で、学生は最初から特定の分野を専門に学びます。カリキュラムは、さまざまな科目で幅広い教育を受けることに重点を置いており、多くの学生が大学院の学位を取得しています。

オーストラリアでは、カリキュラムは通常3年または4年で、学生は幅広い学術プログラムやコースから選択することができます。カリキュラムは、実践的なスキルや雇用可能性に重点を置く一方、研究や学問的な成果も重視しています。

成績評価システムと学力基準

日本では、60点を合格とし、0〜100点で評価する成績評価システムが多いです。クラスの平均成績は通常70点前後が多く絶対評価で点数をしっかりとっていれば好成績を取ることができます。

アメリカでは、成績評価システムは教育機関によって異なり、レターグレーディングシステム(A~F)を採用する大学もあれば、数字による評価(0~4)を採用する大学もある。

イギリスでは、成績評価はパーセンテージで行われ、70%が合格の最低ラインとされています。

オーストラリアでは、0~7または0~10の数値で評価され、50点が合格の最低ラインとされています。

Hayate
Hayate

アメリカでは欠席回数が3回をうわまると自動的にF評価になってしまうクラスもあったりするので、授業の最初に配られるシラバス(学習要項)をしっかりチェックしましょう!

大学文化・就職事情

日本では、大学でのクラスに加え、サークルなどのコミュニティでの生活が多くなります。また、グループワークやゼミなど、チームワークを重視し、多くの大学のクラブや活動は、社会的なつながりやネットワーク作りに重点を置いています。

アメリカでは、実践的なスキルがより重視され、授業中でのディスカッションや意見交換などが積極的に行われます。また、課外活動も重視されており、多くの大学が幅広いクラブやボランティア活動を行います。

イギリスでも同様に、実践的なスキルが重視され、多くの卒業生が卒業後すぐに社会人として活躍しています。また卒業後にはヨーロッパの各地へ就職する生徒も多くいるのが特徴です。

オーストラリアでは、学問的な達成と実践的なスキルの両方を重視するバランスの取れた大学文化があります。また、社会的なつながりやネットワーク作りに重点を置いており、多くの大学で様々なクラブやアクティビティが提供されています。

Hayate
Hayate

イギリスの大学を卒業するとヨーロッパ諸国への就職の幅が広がるね!

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まとめ

特徴日本アメリカイギリスオーストラリア
教育の特徴理論的実践的両方両方
学問の種類普通多い多い普通
成績評価のシステム絶対評価相対評価両方両方
試験に対する重要度高い高い高い高い
実践教育への重視低い高い低い高い
課外活動の重視低い高い低い高い
学生の多様性低い高い高い高い
研究資金低い高い高い高い
大学の奨学金低い高い高い高い
入学選考プロセス試験重視試験・課外活動試験・課外活動試験・課外活動

最後に日本とアメリカ、イギリス、オーストラリアの大学の違いを表でわかりやすくまとめました!

イメージとしてイギリスとオーストラリアのシステムは似ているのですが、イギリスへ行った場合の方が今後の可能性は広がりそうです。またアメリカの大学の場合も同様で今後の可能性がグッと上がります。

とはいえ一番大切なことは自分に合った国を選ぶことです。

「自分が大学で何をしたいのか」をしっかりと明確にすることで、自分が実際どこの国が一番向いているのかを把握することができます。ですので大学選びと同様に国選びも慎重に行いましょう!

ぜひこの記事が参考になったら嬉しいです!ありがとうございました!

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