
海外留学へ行きたいんだけど、TOEFLやIELTS、また英検などたくさんあってどれを使ったらいいのかわからない!
海外留学を検討する上で欠かせない、「英語の試験」は様々な種類があり、自分はどの試験を受けるべきなんだろうと悩む方もきっと多いはず。

本当は英検でも行けたのに、「英検は使えない」と思い込んでいたこともあり、高いお金を払ってTOEFLを受けてしまいました…
これから海外留学を考えている皆さんには、ぜひこのような同じ経験をしてほしくなく今回この記事を書いています。
この記事では海外留学に使える英語試験の種類や、英語試験を受ける上で知っておきたい注意事項など、「英語試験を受ける上で絶対に知っておきたい情報」をシェアします。
ぜひこの記事を最後まで読み、僕と同じような失敗をしないように心がけてください!
海外留学で受け入れられる英語試験を5つ紹介!

TOEFLや英検など様々なテストがあるけど
実際に海外留学に使える資格って何があるの?

海外留学に役立つ英語資格は以下の5つだよ!
- TOEFL
- IELTS
- Cambridge English Qualifications
- PTE
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
「TOEFL」は「Test of English as a Foreign Language」の略称で、英語を母語としない人々の英語力を測るための国際的な資格試験です。TOEFLは、アメリカの非営利団体である「ETS(Educational Testing Service)」によって運営されています。
TOEFLは、世界中で認められている英語能力試験の1つであり、大学進学や就職、移民申請など、様々な
英語を使う場面で必要とされます。
TOEFLは、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つのセクションで構成されていて、テストの時間は約4時間で、コンピューターで実施されるiBTとペーパーベースPBTの2種類があります。
TOEFLのスコアは、iBTは0〜120点、PBTは310〜677点で評価され、主にiBTは100点以上、PBTは600点以上が理想のスコアとされています。

TOEFLのオススメの勉強方法はこちらにまとめたよ!

IELTS(International English Language Testing System)
「IELTS」は、「International English Language Testing System」の略称で、英語圏の大学や移民局で英語力を測るための国際的な資格試験です。IELTSは、英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの多くの国で認められています。

最近ではアメリカでも一般的になりつつあるよ!
IELTSは、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つの分野で英語能力を測定します。テストの時間は約2時間45分で、スピーキングは個人面接形式で実施され、リスニング、リーディング、ライティングはペーパーベースとコンピューターベースの両方があります。
IELTSのスコアは、0〜9点の間で表され、一般的には7点以上が良好な成績とされています
IELTSは、アカデミックとジェネラルの2つの形式があります。アカデミックは、大学進学を目指す人や学術的な英語能力を測定する場合に使われ、ジェネラルは、海外移住や就職など、一般的なコミュニケーション能力を評価する場合に使われます。
TOEIC(Test of English for International Communication)

参照:https://human.sankei.co.jp/guide/column/about-toeic/
「TOEIC」とは、「Test of English for International Communication」の略称で、ビジネスシーンにおいて英語を使用する際のコミュニケーション能力を測定するための試験です。TOEICは、日本を含む世界140以上の国と地域で実施されています。

私も受けたことあるよ!
TOEICは、リスニングとリーディングの2つのセクションから構成されており、リスニングパートは、日常的な英語を聞き取ることができるかどうかを評価し、リーディングパートは、ビジネス文書を読み理解することができるかどうかを評価します。テストの時間は約2時間で、スコアは、10〜990点までの範囲で表されます。
日本の企業や大学の受験においてTOEICは700点以上が望ましいとされており、実際にビジネスレベルで使いたい場合には900点以上を取得するのがオススメです。

900点を超えてくると「英語力が高い!」と周りからかなり評価されるね!

私は730点だったので、もっと勉強を頑張ります!
Cambridge English Qualifications
いわゆる「ケンブリッジ英検」と呼ばれるもので、英語を第二言語とする人々の英語力を測定するための英語資格試験です。ケンブリッジ大学が主催しており、ビジネス、大学進学、移住などの目的に応じて、様々なレベルの試験が用意されています。
試験内容や時間はレベルごとに異なっており、以下がレベル別の試験内容と試験時間です。
試験名 | 試験内容 | 試験時間 |
---|---|---|
Cambridge English: Proficiency (CPE) | 英語を流暢に使える人向けの上級レベルの試験。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つのセクションから構成される。 | 4時間 |
Cambridge English: Advanced (CAE) | イギリスの高等教育機関などでの学習やビジネスシーンで必要な、流暢な英語表現力を測定する試験。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つのセクションから構成される。 | 3時間50分 |
Cambridge English: First (FCE) | 中級レベルの英語能力を測定する試験。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つのセクションから構成される。 | 3時間55分 |
Cambridge English: Preliminary (PET) | 初級レベルの英語能力を測定する試験。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つのセクションから構成される。 | 2時間20分 |
Cambridge English: Key (KET) | 初級レベルの英語能力を測定する試験。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つのセクションから構成される。 | 2時間20分 |
PTE(Pearson Test of English)
Pearson Test of English(PTE)は、世界中で受験できる、英語能力を測定するためのコンピュータベースのテストです。PTEはイギリスのPearsonという企業によって作られた英語試験で、イギリスを始めやオーストラリア、ニュージーランドなどで、幅広く受け入れられています。
PTEはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つのセクションから構成され、試験時間は約3時間です。
PTEのスコアは、全体で10~90点の範囲で評価され、65点以上が高得点とされています。

PTEという英語試験は今まで聞いたことがなかったです。
気になるので、もっと詳しく知りたいです!

もしよければ、こちらの記事も参考にしてね!

海外大学進学にはTOEFLやIELTSがオススメ!

5つも英語試験があって、どれを受けたらいいか悩んできちゃったな。

そんな場合はTOEFLかIELTSを受けるのがオススメだよ!
TOEICやPTEなどの英語力を測定するテストが多くありますが、海外留学においてTOEFLやIELTSがオススメです。主な理由としては以下の3つです。
- 海外大学での認知度の高さ
- 企業やビジネスの場で信頼性が高い
- TOEFLやIELTSしか受け入れないこともある
海外大学での認知度の高さ
TOEFLやIELTSは、海外の多くの大学が英語力の証明として採用しているため、認知度がとにかく高いです。そのため英語力を証明するにはとってもオススメです。
企業やビジネスの場で信頼性が高い
TOEFLやIELTSのスコアは、企業やビジネスの場でもとても信頼性が高いです。特に、国際的な企業や外国人とのビジネスに携わる場合には、高度な英語力が求められるため、これらのテストは非常に有効です。
TOEFLやIELTSしか受け入れないこともある
英語力を証明するために、海外の留学先がTOEFLやIELTSしか受け入れない場合があります。そのため、これらのテストを受験しておくことは、将来的な進路や就職活動において非常に重要な要素となります。また、これらのテストを受験することで、英語力を客観的に把握することができ、自己評価の基準としても役立ちます。
以上の理由から、海外大学進学を考える場合、TOEFLやIELTSを受験することがオススメされます。ただこの2つのテストも特徴や傾向が違うので、選ぶ際には慎重に選ぶことをオススメします!

TOEFLとIELTSどっちが簡単?

ぜひ留学の際にはTOEFLかIELTSを受験してみようと思うけど
ぶっちゃけどっちの方が簡単なの?

どっちが簡単なのかは、本人の得意不得意によって変わるけど
一般的にはIELTSの方が簡単だと言われているよ!
IELTSの方が簡単だと言われるワケ
一般的にはIELTSがTOEFLよりも簡単だと考えられています。具体的な理由としては、以下のようなことがあります。
スピーキング試験の難易度が低い
TOEFLのスピーキング試験では、テストコンピューターとの会話が必要となるため、日常会話と異なる形式の英語を使う必要があります。一方、IELTSのスピーキング試験は、実際のコミュニケーションに近い形式で行われるため、より自然な英語を使うことができます。
ライティング試験の時間配分が有利
TOEFLのライティング試験は、1つの課題に対して20分しか与えられません。一方、IELTSのライティング試験では、2つの課題に対して合計60分の時間が与えられます。そのため、TOEFLよりもIELTSの方が時間的な余裕があり、より深く論理的に考えることができます。
ただし、TOEFLとIELTSの評価基準が異なるため、TOEFLの得点が高い人とIELTSの得点が高い人では、実際の英語力が異なる場合があります。そのため、どちらのテストを受験するかを決める際には、自分の目的や英語力に合わせて選ぶことが重要です!

どこに留学するのか、どちらが解きやすいか
など総合的に判断する必要があるよ!

実際に練習問題を解いてみて考えてみようかな!
TOEFL公式サイト: https://www.ets.org/toefl/
IELTS公式サイト: https://www.ielts.org/
英検も英語資格として使えるって本当!?
上の5つの資格に加えて、英検は海外留学に役立つ資格の一つです。海外留学をする際には、語学力の証明として英検がOKとなる場合があります。具体的には、以下の3つのようなケースで英検が役立ちます。
大学や大学院に留学する場合
大学や大学院に留学する際には、英語力の証明として英検を提出することが求められることがあります。
多くのコミュニティカレッジでは英検を英語力の証明として受け入れており、目安は2級程度になります。

語学学校に留学する場合
語学学校に留学する際にも、英語力の証明として英検が認められる場合が多いです。留学先の語学学校によっては、英検の特定のレベルをクリアすることが必要な場合もあるため、事前にしっかり調べましょう!

英検のスコアがあれば一気に上位のクラスから始められるんだね!
ワーキングホリデーで渡航する場合
ワーキングホリデーで海外に渡航する場合、ビザの取得に英語力の証明書が必要となることがあります。その場合には、英検が有効な証明書として認められる場合があります。
以上のように英検が認められる3つのケースを紹介してきました!ですが留学のプランな内容、またどこの大学へ行くのかによって英検が使えないケースも多々あります。

迷ったらTOEFLやIELTSを受けるのが一番オススメだよ!
【注意】英語資格は取得から2年以内のものを!
海外留学へ行く際に注意しなければならないのは、英語資格の有効期限があるということです。
多くの英語資格は、取得から一定期間が経過すると有効期限が切れてしまいます。例えば、TOEFLやIELTSの場合、受験から2年以内のものしか有効とされません。同様に、英検やTOEICなどの資格も、取得から一定期間が経過すると有効期限が切れてしまいます。
つまり、英語資格を取得した後、その有効期限内に海外大学進学や海外就職を目指さなければ、再度資格を取得しなければなりません。また、有効期限が切れた資格では、英語力を証明することができなくなるため、海外進学や就職が難しくなってしまいます。
そのため、英語資格を取得した場合は、有効期限を確認し、必要ならば再度受験して有効期限内に取得し直すことが重要です。また、海外進学や就職を目指す場合は、英語資格を取得するだけでなく、英語力の維持や向上にも取り組むことが大切です。
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