最近GoogleアナリティクスがアップデートされてGoogleアナリティクス4と呼ばれるものに変わり、以前より機能が増えより細かく分析できる様になったことをご存知でしょうか。
(以降Googleアナリティクス4はGoogleアナリティクスと呼びます)
そんな中

Googleアナリティクスの名前は聞いたことあるんだけど
イマイチ使い方がよくわからない方や、一応周りから勧められて入れてみたけど、全然使っていない方、もしくはGoogleアナリティクスで何ができるのかわからない!
このように感じている方はいませんか?
今回はこの様な疑問を解決していこうと思います!
内容
- Googleアナリティクスでできること
- Googleアナリティクスの導入方法
- Googleアナリティクスの具体的な使い方
1.Googleアナリティクスでは何ができるのか?
GoogleアナリティクスとはGoogleが無料で提供しているWebサイトやブログのPVやアクセス数を分析してくれるツールです。
サイト運営をする際に欠かせないPVやアクセス数を解析してくれるため、サイト運営者には欠かせないツールと言えます。
では実際にどのような機能が備わっているのでしょうか。
Googleアナリティクスには様々な機能が携わっており
例えば「ユーザー属性」という項目からはユーザーの方の
国や市町村、また言語などを把握することができるのでどのターゲットにフォーカスするのかを見定めることができます。
また「エンゲージメント」という項目からはユーザーの滞在時間や、
表示回数、また週ごとにユーザーの数がどのくらい変化したのかを把握することができます。
この様なエンゲージメントを把握することにより、サイトの改善に大きく役立ちます。
メリット
Googleアナリティクスを導入する1番のメリットはGoogleが提供していることだと思います。
Googleは検索エンジンの中で国内外問わずダントツで一番人気があり、
世界で検索される約7割はGoogleを介し行われています。
よりわかりやすく説明すると、1日に世界で60億回ほどGoogle検索が行われています。
その膨大な数が毎日Googleで処理されているので、Googleの分析のクオリティはものすごく高いです。
またGoogle独自の機械学習を用いて分析をするので、他の分析ツールには無い様々分析機能があります。
もしかすると「そこまで機能が豊富な分、扱いにくいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、後ほど紹介するのですが、Googleアナリティクスの使い方はものすごく簡単です。
またどのツールを使うにしても最初は全く使い方はわからないものです。
あまりその様なことは気にせず、少しずつ使っていき慣れていきましょう!
デメリット
Googleアナリティクスを入れるデメリットはGoogleに情報を取られてしまうことです。
特にGoogleに限ったことではないのですが、いわゆるGAFAと呼ばれるプラットフォームなどでは
あらゆる便利な機能を提供している代わりに、ユーザーの情報を集めています。
近年EUでGAFAに対する日本でいう独占禁止法が施行されたのをご存知の方も多いと思います。
Googleなどはユーザーの情報を集め、AIで分析し、各ユーザーごとに適した広告などを表示し収益につなげています。
ここまで読んでいて鋭い方は気付いた方も多いと思います。
「ユーザー情報を取られることはデメリットでもありメリットでもある」と言うことです。
GoogleアナリティクスはGoogleが集めた情報を元に分析しているものなので、
Googleがユーザー情報を集めない限り行うことはできません。
つまりユーザー情報を提供する代わりに質の高い分析を行えると言うことです。
僕個人の感想はユーザーの情報を取られても、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソール
などの質の高いツールを無料で使えるので結果としてはいいのではないかなと思います。
2.Googleアナリティクスの導入方法を紹介
1.Googleアカウントの登録
Googleアカウントを所有していない方はまずGoogleアカウントを取得しましょう!
Googleアカウントの取得はこちら
2.Googleアナリティクスの登録
Googleアカウントを取得したら、Googleアナリティクスに登録しましょう!
「無料で開始をする」をクリックし
アカウント名やURL、業種などを入力していきます。
ブログの方は測定の対象をウェブにするのがオススメです!
3.ワードプレスにGoogleアナリティクスを導入
他にも導入方法はあるのですが一番簡単なプラグインの導入で今回は説明します。
以前のGoogleサーチコンソールの記事でも説明した通り、All In One SEO Packを今回も使用していきます。
Googleサーチコンソールの記事はこちら
https://mayo-blog.com/console/
All In One SEO Packをワードプレスで追加し、SEO設定を開きましょう!
そこで一旦先程登録が完了したGoogleアナリティクスに戻り、表示されているトラッキングIDをコピーします。
そして先ほど開いたSEO設定からGoogleアナリティクスをクリックし
先ほどコピーしたトラッキングIDを貼り付けて完成です!
Googleアナリティクスの画面に戻り正常に機能しているのか確認してみてください!
3.Googleアナリティクスで押さえておくべきこと!
まず簡単にアナリティクスでのややこしい用語を説明していこうと思います。
ユーザーとは文字通り、読者のことでサイトを訪れた人数のことを表します。
例えば一旦サイトを閉じてから後日同じサイトを見たとしてもユーザー数は1となります。
セッションとはユーザーがサイトを何回訪れたのかを表すので
一旦サイトを離れ、また同じサイトにアクセスした場合は2となります。
そしてPV(ページビュー)とは何回サイトが見られたのかを意味するので
ユーザーが5回ページにアクセスしたら5となります。
1.エンゲージメント分析
左側の項目の「エンゲージメント」からページとスクリーンをクリックします。
この項目ではページビューやユーザー、新規ユーザーや滞在時間など様々な情報を分析することができます。
分析する際にはどの記事が一番伸びていて、なぜこの記事が伸びているのかを分析し、
それを元にPDCA(仮説検証のこと)を回していきましょう!
またPVが少ない記事にも着目し、同様に分析をしましょう!
2.ユーザー属性分析
次にユーザーの属性を見ていきましょう。
左の項目の「ユーザー属性」から概要をクリックしてください。
どこの国や地域からページを閲覧しているのかや
30分以内のユーザーや言語などを把握することができます。
ユーザー属性の詳細をクリックするとより視覚的でわかりやすく確認することができます。
(意外と海外からのユーザーもいてびっくりしちゃいます。)
3.全体把握
全体を大まかに把握したい場合は「ホーム」をクリックしましょう!
あまり詳細までは表示されていないのですが、基本的な情報はここにあります。
慣れるまでは僕はほとんどこのページで済ませていました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は前回のGoogleサーチコンソールに続き、Googleアナリティクスの紹介をしていきました。
この二つのツールを駆使すればほとんどの情報を入手でき、サイトの向上に繋がります。
今まであまり使い方を理解していなかった方や、今初めて知ったかなどは
ぜひこの記事をきっかけに理解し、使いこなせるようになっていただけたら幸いです。
ありがとうございました!
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