日本を飛び出していざアメリカに来てみると、カルチャーショックで驚くことばかりの日常。
アメリカでの文化に慣れていない方や英語が話せない方はもちろん、英語が話せる方にとってもかなり驚くことが多いと思います。
僕もアメリカへ来る前までは、「英語も話せるし同じ人間だから日本とあまり変わらないでしょ?」と軽く考えていたのですが、アメリカの空港へ着くや否や驚く事の連続でかなりビックリしたのを覚えています。
そこで今回は僕がアメリカへ留学に来て体験した、アメリカでびっくりしたことを13個紹介します。
またアメリカへ来て分かった日本のいいところも同時に紹介するので、アメリカ留学に興味がある方はもちろん、アメリカへの観光やアメリカの文化やカルチャーに興味がある方もぜひご覧くださいね!
それでは見ていきましょう!
アメリカへ来て驚いた事13選!
1.全てのものがハンパなくデカイ
アメリカへ着いて一番に驚いたことはまず、とにかく全てのものがハンパなくデカイことです。
テレビのドキュメンタリー番組やニュースやインターネットなどを見ている方は「アメリカのものはすごい大きいんだな」と分かっている方も多いと思うのですが、実際にその大きさを直で見たら驚愕します。
牛乳やオレンジジュースなどは日本だと1リットル単位で売られているのが一般的ですが、アメリカでは1ガロンという単位で、約4リットルくらい入っています。
まるで洗剤を買ったかのような大きさで、初めてきた方は絶対に驚くと思います。
とにかく全てのものが大きいのですが、他にもアイスクリームなんかはハンパない大きさで、日本の業務用アイスの比にならないくらい大きいです。
僕のYouTubeチャンネルで紹介しているのでぜひご覧くださいね!
2.電気をつけても家の中が薄暗い
アメリカではホームステイをしているのですが、初めて部屋に着いたときに一番気になったポイントが部屋薄暗いことでした。
日本だとLEDのライトでかなり明るく、薄暗いことなんてないのですが、アメリカの家のはやたらと暗いです。
しかも電気をつけてもなんだか薄暗くで、気持ちが滅入ってしまいます。しかも田舎の方だと周りに街灯もほとんどないので、電気を消した途端に少しの光も無くなりかなり不気味です。
また、日本だと夜でも一人で歩くことが出来ますが、アメリカだと真っ暗でかなり危険なため、あまり夜は出歩かないほうが良いでしょう。
3.水回りがとにかく大変!
まずアメリカではお風呂のお湯に入る文化がほとんどないため、お風呂にシャワーしかありません。しかもお湯を出し過ぎるとお湯が使えなくなり、水しか出てこなくなるので、冬場はもう地獄です。
しかも、お風呂とトイレが一緒なため、ルームシェアやホームステイの場合は他のルームメイトがお風呂に入っている間はトイレへ行けず、かなり不便です。
その上お風呂に入って後だと洗面所がかなり湿気で滑りやすくなっているので、とっても大変でした。
他にもアメリカでは水不足の場所が多いため、洗濯は週に一回程度しか回せず、服が足りなくなることが多かったです。(そんな時は石鹸などで手洗いしていました。笑)
手洗いしてもアメリカでは外に干す習慣がなく、乾燥機を使うため、なかなか乾きませんでした。(しかも乾燥機も中途半端にしか乾かないです…)
4.みんなとてもフレンドリー
道端を歩いていると、「How are you doing?」とか「Hi!」「What’s up?」などと色々な人に話しかけられます。
日本だと近所の方でこそ「こんにちは」くらいは言うのですが、見知らぬ人にわざわざ話しかけることはありませんよね。
しかもスーパーで買い物をしている時に、「I like your earrings!」などと話しかけてくれることが多く、日本の感覚からみるとかなり不思議な体験でした。
5.街へ行くとヤバい人がたくさん
アメリカの街へ行くとかなりヤバイ人がたくさんいます。
アメリカでは大麻が合法な州が多いので、道端で普通に大麻を吸っていたり、少し暗めな路地で怪しげな取引を平気でしている人が多いです。(かなりの都会でも…)
また目が完全にいっている人や、道端で喧嘩をしている人、また一人で騒ぎまわっている人など、日本だと考えられないように人がたくさんいます。
アジア人や日本人に人気で、治安がとても良いと言われるシアトルの街でさえこんなに危険な人が多かったので、カリフォルニアやニューヨークなどではもっと治安が悪いと思います。
友達の中国人の子から聞いた話なのですが、その子の友達がニューヨークの街で銃で撃たれたらしいです…
とにかく街へ行くとクレイジーな人が多いので、絶対に目を合わせないようにしましょう。(目を合わせると絡まれることが多いです…)
6.車線が左右反対
日本では車や自転車は左側通行が基本なのですが、アメリカでは右側通行が基本です。
そのため初めてアメリカにくる方の多くは戸惑ってしまうでしょう。
日本の感覚で左側を歩いていると、前から車が直進してくるので、かなり怖いです。
しかもアメリカの人はかなり運転が荒いです。(運転中周りを見ていない方がほとんでです。)
携帯を見ながら運転をしていたり、ジュースを飲みながら運転をしていたり、よそ見をしながら運転していたり…
などなど日本のように「車が突っ込んでくるわけないでしょ。」と言った甘い考え方をしていたら確実に事故ります。
ですので、道を歩くときや、車を運転する場合は日本以上に気をつけるようにしましょう。
7.バスのルールが複雑
アメリカでは日本のように電車や地下鉄が栄えていないので、バスを使うこと機会が多くなります。
ですが、アメリカのバスは日本のように分かりやすく無く、初めて乗る方にはとても不親切です。
バスの運転手の気分によって料金が変わったり、お釣りが返ってこなかったり、バスの降り方が分からなかったり。
アメリカのバスでは日本のスイカのようなカードを使うのが一般的なのですが、「今日カード忘れちゃったから無料で乗せてよ」と言って「OK!」と言われる場合や、
「しっかり料金を払ってくれ」と言われることがあるなど、かなり運転手の気分によって料金が変動します。
またバスを降りる際にも日本のようにボタンがないので、窓の上にある黄色いコードのようなものを引っ張る必要があります。
僕が初めてバスに乗って時はこのシステムが分からず、乗り過ごしてしまいました。
8.どこを歩いていてもアメリカの国旗が飾ってある
アメリカに着いてから色々な場所へ行ったのですが、かなりの確率で家やお店などに国旗が飾ってあります。
日本だと家に国旗を飾るのは一般的ではないのですが、アメリカではかなり当たり前のように飾ってあります。
アメリカ人はアメリカのことが大好きなのが分かりますね。
9.医療費が高すぎる
アメリカでは留学生とはいえ、医療費がとにかく高いです。アメリカの留学生は授業料に必ず保険料が含まれているのですが、それでもかなり高い。
しかも目と歯に関しては保険が適用されないので、アメリカ留学中に歯が痛くなったり、目が腫れたりしたら大変です。
ですので、できる限りの治療は日本で行い、必要なお薬などがある場合は日本から持参するのが良いでしょう。
10.トイレがすぐに詰まる
アメリカでは水不足な場所がとにかく多いので、一回の水の流れる量がとても少ないです。ですので日本のようにトイレットペーパーをたくさん同時に流すとかなりの確率でトイレが詰まります。
また、トイレとお風呂が一緒なので、誰かがお風呂に入っている間はトイレに行くことが出来ません。
これはかなり不便で、人によってはお風呂に20~30分入る人もいるので、かなり困ってしまいますよね。
11.セブンイレブンの品揃えが悪い
アメリカに長くいると日本の物や日本食が恋しくなります。そんな時にセブンイレブンを見つけると「懐かしいな!!」と思ってついつい寄りたくなってしまいますよね。
ですが、アメリカのセブンイレブンはとにかく品揃えが悪いです。(あくまでも日本と比べてですよ)
日本みたいに野菜が売っていたり、おにぎりやサンドイッチが売っていたり。また洗剤や日用品が売っていたりすることは決してありません。
せいぜい飲み物やお菓子が売っているくらいで、セブンイレブンだけで買い物を済ませることは絶対にムリです!
しかも値段が少し高いので、あまり頻繁に行く人はいないでしょう。
12.とにかく車が必要
僕はアメリカの中でも交通の便が良いと呼ばれるシアトルに住んでいるのですが、それでも車がないとかなり不便に感じます。
買い物に行きたくても、歩きだとスーパーまで30分ほどかかったり、近くの飲食店までも30分ほどかかります。
またバスも時間通りには中々来ないし、乗り換えがかなり必要です。
ですので、アメリカで生活するには車が必須であると言えるでしょう。
ちなみにアメリカだと車の免許を2~3万円くらいで取得できますよ!
13.若く見られる
何十人のアメリカ人の友達に聞いたからこそ言えるのですが、アジア人(日本韓国中国あたり)の人は実年齢よりも3~4歳ほど若く見られます。
僕は今20歳なのですが、日本ではよく23~4歳くらいに見えるとよく言われていました。ですがアメリカに来て「君16歳くらいに見えるよ」と言われてしまいかなり衝撃でした。(しかもバスドライバーに言われました。)
若く見られることはとても良いことなのですが、お酒を買ったり年齢を提示する際にはいちいちパスポートやビザなどを提示する必要があるので、少し面倒です。
日本の良いところ
日本に住んでいると日本の素晴らしさが「当たり前」になってしまうのですが、アメリカへ来ると改めて日本の素晴らしさにとても実感します。
ですので次に、アメリカに来て気付いた「日本の良いところ」を3つ紹介しようと思います。
僕が思う日本の素晴らしいところは以下の3つです。
- 全てが親切
- 移動がとても便利
- 主張が激しくない
それでは詳しく見ていきましょう。
1.全てが親切
日本ではとにかくすべてのが親切です。バスに乗るにしてもちゃんとお釣りが返ってくるし、都会なら電車でどこにでも行けます。(しかも時間通り)
またスーパーでも食べやすいサイズにお肉や魚がカットされていたり、道端を歩いていても道路表記や信号がしっかりしています。
アメリカの信号は歩きの場合、毎回ボタンを押す必要があり、最初の頃はひたすらに待っていました。笑
2.移動がとても便利(車がなくても生活可能)
日本の場合は(田舎を除く)電車移動が可能なため、ほとんどの場合車が必要ありません。
ですがアメリカでは車がないと何もできません。買い物に行くにしろ、遊びに行くにしろ、とにかく車が必要になります。
しかも駐車料金がかからないところが多いので、とにかく車が多く、1人1台以上車を所持するのが当たり前です。
なので、改めて日本って移動しやすくて便利な国だなと実感しました。
3.主張が激しくない
海外へ行くと日本人はあまり主張をしないと言われますが、逆に主張が激しいのも問題があると僕は思います。
相手の意見を尊重しつつ自己主張をするのならいいのですが、アメリカではかなり主張が強いので、慣れていない方にとっては自分の意見を否定されたように感じます。
海外の授業ではディベートを行うことが多いのですが、現地の子は主張が強く、例え自分が間違っていてでも意見を貫き通す子もいます。
そんな環境下で日本人は育っていないため、日本の人と話していると穏やかで優しく、とてもほっこりします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はアメリカに来て驚いたこと13選を紹介しました。
どれも、アメリカに来たことがある方は頷けるものが多かったのではないでしょうか。州や地域によっては少し違うことがあるかも知れませんが、かなりの多くのポイントが共通していることだと思います。
やはりアメリカへ来るとカルチャーショックを受けて、「もう日本へ帰りたいよ。」と何度も思うことでしょう。僕もアメリカへ到着した最初の頃はいつも思っていました。
ですが日本を飛び出して見知らぬ環境で生活することは、今後の人生においてとても大事な経験です。自分の慣れ親しんだ環境でずっと生活するのではなく、少し難しい、困難な環境に自ら行くことで、一回りも二回りも成長することが出来ます。
英語の表現に
Get Out of Your Comfort Zone
と言ったものがあります。意味は「快適だと感じる環境から出て新たなことに挑戦しよう」で、英語を学習するにしろ何を学習するにしろとても大切な考え方です。
アメリカといった慣れない環境に身を置き勉強することは最初はとても辛いのですが、後から見たら絶対に「アメリカに来てよかったな」と思えるものになっているでしょう。
ですので途中でいくら大変でもあきらめず、頑張ってみてくださいね!!
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