ひと口に「英語を勉強しよう!」と言っても、英会話スクールに通ったり、留学をしたり、また単語帳で勉強したりなどなど… 。いろいろな勉強法があって何から取り組めばいいのか分からなくなってしまうこともあるかと思います。
そのような場合は、洋書を読むのがとてもオススメです。気軽に続けられるだけではなく、自分の好きなジャンルで勉強することができるので、自然と英語力が高まっていきます。
そこで今回はアメリカの大学へ通っている僕がオススメする洋書を10冊紹介します。
- どうやって英語を勉強したらいいの?
- たくさん本があって選べないよ
- オススメの本を教えて!
この様な方にピッタリの記事ですので、ぜひ最後までご覧ください!
英語学習に洋書がオススメな理由
それでは、なぜ洋書を読むのが英語学習にとてもオススメなのでしょうか。
まずは英語学習に洋書がオススメな理由をまとめました。
気軽に楽しく続ける
自分の好きな洋書を読みながら勉強する事ができるので、楽しみながら気軽に勉強を続ける事ができます。
英語学習を続けようと思っても、「なかなか続かなかった…」といった経験をした方も多いと思います。
いくらやる気があっても、「机に向かって勉強」となると尻込んでしまいますよね。
ですが洋書の場合は、ゆったりソファーでくつろぎながらでも読み進める事ができちゃいます。
また、コンパクトなので持ち運ぶことも可能なため、外出先での少しの隙間時間や、通勤通学時間のちょっとした時間にも読む事ができるのでいつでもどこでも読む事が可能です。

最近ではKindleなどの電子書籍も注目されているので、気になる方はチェックしてみてね!
豊富なボキャブラリーを身につけることができる
洋書には生きた表現やボキャブラリーが豊富に使われています。
自分の知っていた単語や熟語はもちろん、自分が今まで見たことのない単語や表現、また使われ方などを読み進めていくうちに発見する事ができます。
一見簡単そうに見える表現でも、「自分でこの表現を使う事ができるのか」を考えながら読むとより英語のボキャブラリーをアップする事ができますよ。

文脈ごとその単語を覚える事ができるので、実際にその単語を使うときにシーンが頭に浮かび、的確にその表現を使う事ができるよ!
様々なバックグラウンドを知ることができる
一言に洋書といっても、アメリカやイギリス、カナダ、スコットランド、オーストラリアなどさまざまな国の書籍があり全ての作品が全く異なります。
例え国が同じでも系統は全然違うのに、国が変わればもっと違うのは当然かと思います。
そのため色々な洋書を読むことで、その国や地域のバックグラウンドや歴史を学ぶ事ができます。

昔読んだアイルランドのダブリンについての小説では、ダブリンの文化や街並みや気候などを知る事ができて、まるで観光をしたかのような気持ちになりました!
自分にあったオススメの洋書の選び方
洋書を使うのがオススメなのは分かったけど、どのように選べばいいのか分からないよ。と悩む方も多いと思います。
そこで次に自分に合ったおすすめの洋書の選び方を紹介します!
自分のレベルに合わせよう
英語力をしっかり伸ばしたいと思うのであれば、自分のレベルに合った洋書を選ぶ様にしましょう。
洋書を読むのにあまり慣れていない場合は、ついつい見栄を張ってレベルの高いものに挑戦しがちです。

僕も高校の頃に見栄を張って少しレベルの高い本を購入しましたが、全然理解できなくて結局読むのを諦めてしまったことがあるよ。
確かにどうせ読むならレベルの高いものを読んだ方がレベルが上がって近道なんじゃないの?と思うかもしれません。
ですが「急がば回れ」といったことわざがある様に、自分の英語力に合った洋書を読み進めることが1番の近道です。
最初は子供向けの本から入ったとしても、しっかりと読み進めていくうちに徐々にレベルを上げていくことができます。ですのであまり見栄を張って難しい本を選ぶのではなく、今の英語力にあった洋書を選ぶ様にしましょう。

本のブックカバーなどに英語レベルの目安が書いてあるものがは多いので、それらを参考にするととても分かりやすいよ!
好きなジャンルを絞ろう
いくら自分のレベルに合っていても、自分の興味のない分野や詳しくない分野だとだと中々理解するのが難しいかもしれません。
ホラーやミステリー、SF、歴史、伝記やビジネス書などなど…。数え出したらキリがないほど多くのジャンルがあります。
もしビジネス書が好きな場合は、下でも紹介するビジネス書を試してみるのも良いし、他に気になるものにトライしてみるのも良いでしょう!
稀に自分の興味のないものをあえて読む方もいるのですが、かなり読書に慣れている方ではないと、中々続けるのが難しいと思います。ただでさえ、英語で読書をするので疲れるのに、自分の興味のないジャンルとなるとかなりシンドイです。
ですので最初は自分に合ったジャンルのものから読み始めるのがオススメです!
ベストセラー作品から読み始める
これは僕が良く試す方法なのですが、何を読めばいいのかあまり決まっていない方は、ベストセラー作品から読み始めることをオススメします。
特に読みたいジャンルが決まっていない方や、何を読めばいいのか分からない場合に、とりあえずベストセラー作品を読むと、大抵の場合は楽しめます。
Atomic Habits
ちなみに2021年のベストセラー作品はこちらだそうです。
簡単にこの本を要約すると、今まで行ってきたネガティブな習慣を改善して、ポジティブな習慣を取り入れましょうといったことをテーマにした本です。
せっかく新しいことに取り組もうと思ったのになかなか続かなかった。もっと運動やダイエットを継続したいよ。など何か目標を持っている方にピッタリの本です。

気になる方はぜひ読んでみてね!!
ベストセラー作品はたくさん売れているだけ合って、購入してから、買わなきゃ良かったな。もハズレることが少ないです。
中には自分には合わない内容やつまらないなと感じることがあるかもしれませんが、ベストセラー作品なので読んでおいて損はありません。
周りの人との会話のネタになったり、新たに学ぶことや気づきがあること間違い無しです。
特にこだわりがない方は、ベストセラー作品を読んでみるのが良いでしょう!
英語学習にオススメな洋書10選!
THE LORD OF THE RINGS
こちらは20年ほど前に映画化もされているので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
日本名ではロードオブザリングとして知られており、ファンタジー作品の超大作と言われています。
タイトルにある通り、リングをめぐるファンタジー作品で、学生から大人まで幅広くの年齢層の方でも楽しくことができます。
Harry Potter and the Sorcerer’s Stone
ハリーポッター作品の記念すべき第1作目の作品で、世界で聞いたことがない人はいないといってもいいくらい人気の作品です。
ハリーを中心としたその仲間たちとの間で繰り広げられる、魔法をテーマにしたファンタジー作品で、映画ではもちろん、文章でも楽しみたい方にとってもオススメです。

僕は映画ではまだみたことないから、今度映画もしっかりみてみようと思います!
Alice’s Adventures in Wonderland
日本名では、不思議の国のアリスと称され、こちらも世界的にとても愛されている作品です。
7歳の少女アリスがウサギの棲む洞穴に入り込んでしまい、そこで繰り広げられる夢と幻想をテーマにしたファンタジー作品です。
小さい頃に絵本やアニメなどでみたことがある方も多いので、英語力に自信がない方でもスラスラ読めるのではないでしょうか。
Don Quixote
日本ではドン・キホーテとして読まれている傑作中の傑作で、今から数100年前にスペインの作家によって書かれました。
主人公のアロンソはある日突然に理性を失い、自分のことをドン・キホーテと名乗り、そして持ち前の性格を活かして旅に出るといった内容です。
壮大なアドベンチャー作品で、スケールも大きく読んでいて飽きずに続けることができる作品です。
The Hunger Games
ハンガーゲームは世界的に有名になった小説で、文明が崩壊し壊滅した国家での、男女の殺し合いをテーマにした作品です。
作品のテーマにある通り、殺し合いをテーマにしているのですが、いろいろな世界観が含まれており、とても楽しむことができます。
Pride and Prejudice
この作品はイギリスの田舎を舞台にした作品で、階級の違う男女が恋に落ちる、恋愛小説です。
ラブロマンスのジャンルでは定番のような作品で、これを読まずに恋愛は語れません。
世界的にもとても愛されている作品で、英語の学習をしながらとても心を動かされるとても良い作品です。
The Wind-Up Bird Chronicle
ねじまき鳥クロニクルは村上春樹の8作目の長編小説で、それを英語に翻訳されたものです。
法律事務所で働く主人公と、その妻クミコは平和に暮らしていたのですが、ある日飼い猫がいなくなってしまったことで、2人の生活がだんだんと崩れていくお話です。

実際に読んでみても、英語でも上手く表現されているなとかなり感動しました。
Think and Grow Rich
この本では成功するために必要な13の習慣が紹介されており、主にお金と精神面にフォーカスをして解説をしています。
世界的に読まれるビジネス書なので、是非とも読んでみてください!
How To Win Friends And Influence People
日本名「人を動かす」として知られている作品で、名著とも言われる作品です。
筆者のカーネギーさんの経験が豊富に活かされた文章で、人間関係を上手く築く上でとても大切な教えを学ぶことができます。

特に最初の批判をしないはとても効果的で、僕も何度もこの本を読み返し、実践しました!
Rich Dad And Poor Dad
日本名「金持ち父さん貧乏父さん」で知られる作品で、筆者は日系アメリカ人のロバートキヨサキさんです。
お金持ちはお金のために働かないと言ったフレーズがとても印象的で、どうやったら貧乏から抜け出せるのか。またどの様にしたらお金を生み出すことができるのかを学ぶことができます。
Million Dollar Habits
この本では成功するために欠かせない習慣について紹介しています。
今の生活に満足していない人、また将来に向けて成長したい人にとてもオススメで、同時に豊富な英語フレーズをインプットすることができますよ!
英語力をもっと高めたいなら!
今回は洋書に絞って紹介してきましたが、もっと英語力を伸ばしたい方は他の勉強方法も効果的です。
海外ニュースを使ったものや、Tedトークを使ったものまでいろいろな方法を紹介しているので、ぜひこちらの記事もご覧ください!



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