これから留学へ行くと決めた際に、
- 本当に自分の英語が通じるのかな
- 何も伝わらなかったらどうしよう
- 英語の下準備をしておきたい!
この様に感じる方も多いと思います。
前回の記事で、「英語力がなくても留学は大丈夫!」と書きましたが、事前に英語力があるに越したことはありません。

もちろん事前に英語力がなくても、留学を成功させることはできます。しかし「もっと細かく説明したい!」「周りが何を言っているのか分からない」となることも多く、歯痒い状況に陥ることが多いと思います。
そこで今回は これらの疑問をアメリカの大学に通っている僕が徹底解説をしようと思います。僕も大学に入る前に事前に英語力を高めるために、英語を勉強していました。
今回はそれらをもとに深掘りしていこうと思います!
留学へ行く前に押さえておきたいこと
留学の前に英語学習を継続する習慣をつけておくことをオススメします。
何を勉強するにしても、継続がとても大切です。これができるとできないで、留学が有意義になるかならないかが決まると言っても過言ではないくらい重要です。
この習慣を身につけておけば、留学に行った際にも英語学習を継続でき、他の方達と比べて圧倒的に成長できます。例え最初に英語力が高くなくても、コツコツ続けていれば、英語力が着実に上がるのでご安心ください。
逆に最初に英語力が高くても、現地で英語を勉強しないと英語力は上がりません。童話の「ウサギとカメ」からもわかるように、ウサギのように油断していると後々痛い目を見ます。カメの様にゆっくりと着実に継続していけばいずれ英語力が 上がるのでぜひ留学に行く前にこの習慣をつけておきましょう!

毎日どのくらい勉強したらいいの?
苦にならない程度で大丈夫です。例えば一日30分とか1時間とか、隙間時間を英語学習に費やす様にしたらこの時間は簡単に確保できます。
一夜漬けみたいな、一度でまとめて勉強したくなる気持ちもわかりますが、この様な方法では英語は定着しません。先ほど述べたようにコツコツ継続するように心がけましょう。

どんな勉強をしたらいいの?
自分の苦手な分野から取り組むのが一番いいと思います。リスニングが苦手ならリスニングから、文法が苦手なら文法からといったやり方です。
特にどれが苦手なのか分からない方は、次に紹介する方法に乗っ取って勉強を始めるのと良いでしょう。
留学前にしておくべき英語学習法
1.英単語
みなさんはエビングハウスの忘却曲線というものをご存知ですか?
簡単に説明すると「時間ごとにどれくらい忘れるか」を表したグラフです。
このグラフから見てもわかるように、人間の脳は忘れる様にできています。一生懸命覚えた単語も次の日には約70%は忘れています。
なのでこれをしっかり理解し、暗記学習をする様にするとかなり効率が良いです。毎日5分でもいいので単語帳に目を通す。
そして1日→1週間→1ヶ月のように忘れてきたタイミングでまたその単語に目を通す様にし、何度も何度も繰り返し行うのがベストな学習法です。
単語に何時間もかけて、一回で覚えようとするのは効率が悪いです。忘れてもいいので コンスタントに単語を見返すのが、遠回りに見えて、1番の近道です。
オススメの単語帳
個人的にかなりオススメの単語帳はDUO3.0です。
少しレベルは高いのですが、かなり会話や文章などの日常生活で使われているので買っておいて損はない単語帳です。
また重要単語1600語と重要熟語1000語という圧倒的な単語量を掲載しており、それも一冊に全てまとまっているのでかなり便利なのもオススメの理由です。
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/s?k=DUO3.0&i=stripbooks&ref=nb_sb_noss_2
2.文法
文法に関しては、高校の頃までに習ったレベルを完璧に理解しているのなら特に問題ないと思います。
日常生活でそこまで難しい文法に出会うことはほとんどないので、これ以上のレベルを使いこなせる必要なあまりありません。
オススメの方法としては、高校の頃に使った文法書を相手に説明でき様になるしっかり理解する。人に説明するように読み進めると、かなり深く定着するのでオススメで す。
オススメの文法書
僕のオススメの文法書はENGLISH GRAMMAR IN USEです。
この参考書は、全て英語で説明されているので、英語を英語で学べかなりタメになると思います。
またレベル別にも分かれているので、自分のレベルにあったものを選びましょう!
詳細はこちら:https://www.amazon.co.jp/-/en/Raymond-Murphy/dp/1107539331
3.リーディング
1.2がある程度進んできたら、次はリーディングも進めるといいと思います。
いきなり難しめな文章を読み始めるのは控え、最初は子供向けの本でもいいので、簡単なものから始めましょう。「英語で読むディズニー」などの本も出ているのでそちらもオススメです。
詳細はこちら:https://www.amazon.co.jp/s?k=disney+english+book&ref=nb_sb_noss_1
それがある程度慣れてきたら、次は英語でニュースを読んでみましょう。
最初はかなり難しいですが、かなりタメになるので読み続けてい行くと、海外の方とも時事問題などを語れる様になります。
オススメの英語ニュースアプリ:https://qz.com/
ニュースもすらすら読める様になったら洋書を読んでみるのもオススメです。
物によってはかなり難解で全然読めないものもあるので、基礎力をしっかりつけててkら始めるのが良いと思います。
4.リスニング
リーディングで英語は読めても、英語で何を言っているのかを聞き取るのは最初のうちはかなり大変です。
ネイティブスピーカーの話す英語はかなり早く、それを瞬時に理解するのは至難の業です。僕もネイティブ同士の会話になると、いまだに70%くらいしか理解できません。
なので最初は、英語学習者に向けてゆっくり話してくれる人の英語を、YouTubeなどで聞きまくりましょう。
Speak English With Vanessaという方は僕は以前よくお世話になっていました。
この方は初心者の方にでもわかるように、難しい単語は使わず、ゆっくり話してくれるので英語力があまり無い方でもしっかりど学習できるのでオススメです。
またこれらに慣れてきたら、海外ドラマなどを使ってリスニング力を伸ばしましょう!
具体的な勉強法はこちら

5.スピーキング
今まで紹介してきた中で一番大変なのがこの「スピーキング」だと思います。
1~4の全ての能力がないとうまくスピーキングをするのは難しいでしょう。
また日本人はLとRの発音やTHの発音が苦手なこともあり、かなり最初は苦戦するはずです。
しかし失敗を恐れずに、とにかく話しまくりましょう。それを続ければ必ず話せる様になります。

話す相手がいないなら、英語で「独り言」をする様にしてみてください。
目に入ったものを英語で説明する練習や思ったことを英語で表現する練習です。
最初は難しいのですが、慣れてくると英語力が上がり、楽しくなってきます。
またどうしても人と話したい場合は、国際交流会などのミートアップに積極的に参加してみましょう。色々な国の方がいるので、さまざまなタイプの英語に出会うことができますよ。
僕が実際に行った勉強方法を紹介
上の1~5で説明したことに加えて、僕はHello Talkというアプリを使って、日本の文化に興味がある方と英語で色々話しました。
相手は日本に興味があったこともあり、拙い英語でもかなり話が進みました。
時々日本語を少し話せる方もいたので、どうしても分からない時は日本語で聞き、色々教えてもらいました。なので「身近にネイティブの友達がいない!」という方はオススメです。
ダウンロードはこちら: https://www.hellotalk.com/?lang=en
またそれと同時に、海外ドラマを使い英語学習を進めていました。ネイティブの使う生きた英語を聞けるので、かなり効率的な学習方法だと思います。
海外ドラマを使った英語学習について詳しくはこちら

僕はFriendsというドラマで勉強を行いました。
その方法はまずは日本語字幕でドラマを見ます。
次に英語字幕に変換して、俳優さんと一緒にそのセリフを声に出して読みます。
その後わからない単語や表現を調べ、最後に字幕なしで最終チェックをしましょう。
この勉強法でリスニングはもちろん他の技能もかなり鍛えられました。
英語のフレーズをドラマのシーンでを覚えているため、同じような状況の際に口から自然とその表現が出てきます。自分がドラマのようにかっこよくフレーズを言えた時はとてもうれしかったです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は留学へ行く前にどのように英語学習をしたら良いのかを紹介していきました。
少し難しいところもあったかも知れませんが、これらを当たり前にこなせる様になるとかなり英語力が伸びてきます。
実際僕もこれらの勉強法を実践して、英語力を底上げしてきました。みなさんも一緒にコツコツと英語学習を頑張りましょう!
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