みなさんこんにちは。アメリカに正規留学をしているハヤテです。
正規留学、交換留学、また短期留学にしろ留学経験者なら一度は、留学は辛い!と感じた事はありませんか?
留学は皆が想像するキラキラした華やかな日常がある反面、辛くて泣きそうになる日々も多々あります。
僕の友達は短期留学でアメリカのサンディエゴへ行ったのですが、「辛くてもう留学をしたくない!」と落ち込んでいました。
そこで今回はアメリカ大学生が語る 留学中にツラいと感じる理由とそれらの対処法を紹介します。
- アメリカ留学ってやっぱりツラいの?
- なんで留学が辛く感じるの?
- どうにかして乗り越えたいんだけど、方法を教えて!
この様な方にピッタリの記事ですので、ぜひご覧ください!

ツラいと感じるのは皆同じ!そこで諦めるか努力するかで今後の留学生活が変わってくるよ!
アメリカ留学がツラいと感じてしまう5つの理由
アメリカ留学前はウキウキしてとても楽しみにしていたのに、留学後間も無くしてから「早く家に帰りたい」「ツラい」などと感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。
同じ日本人留学生に調査をしてみた結果わかった、留学がツラいと感じる理由は以下の5つだと思います。
- 英語がうまく通じない
- 食事があまり合わない
- 友達がなかなか出来ない
- 学校での授業についていけない
- 日本との環境の差に慣れない
詳しくみていきましょう!
英語がうまく通じない
留学後にツラいと感じる1番の理由として、英語がうまく通じないことがあります。
英語にもともと自信がなかった方はもちろんのことですが、日本にいる間に英語に自信があった方ですら現地の英語の速さに圧倒され「留学がツラい」と感じてしまいます。
特にもともと英語にある程度自信があった方は、「何で英語がうまく理解できないんだろ」とかなり自信をなくしてしまい、メンタルがズタボロになってしまう方が多いです。
僕もその一人で、日本にいる間に英語のスコアは英検1級とTOEFL580点程を所持していたのですが、こっちに来てからもうアメリカ人の話す速さが異常に早くて理解するのにとても苦労していました。
アメリカ人の数人が日本についてで質問攻めしてきた時には頭がパンクしそうになりました笑
特に一対一での会話なら相手は待ってくれたり言い換えてくれたりするのですが、ネイティブの人が複数人集まると会話に全く入れずとても苦労しました。
このように英語がある程度理解できる人でもとても苦労するので、もともと英語が苦手な人はと考えると…尊敬しかありません!
食事があまり合わない
正直、アメリカの食事は日本人にとってあまり合わないと思います。
決して不味い訳ではないのですが、ハンバーガーやドーナッツ、またパスタなどたまに食べるにはすごく美味しいのですが、それが毎日となるとかなりヘビーなものばかりです。
留学生の多くがホームステイをすると思うのですが、ホームステイ先はランダムで、いいホストにあたれば日本食を作ってもらえたりするのですが、多くのホストはパスタやピザなどのジャンクフードが多いです。
そのため食事が合わないとかなりストレスを感じることでしょう。食事は食べないで我慢するといった事はできないので、日々ストレスが溜まっていき、「早く日本に帰りたい!」とストレスが爆発してしまううのも無理はありません。
毎日外食をするといったことも可能ですが、なかなか金銭的に現実的ではないのでかなり大変だと思います。
友達がなかなかできない
留学中に友達ができないとかなり留学がツマらなくなります。
日本にいる時はちょっと何かあった時に頼れる友達や、遊べる友達がいたのにこっちに来たら誰もいない。想像するだけでツラいですよね。
留学生活で日々ストレスが溜まっているのに、それを発散する相手がいない…
留学をする上で友達はとても大切だと僕は肌身を通じて感じています。今アメリカへ来て3ヶ月なのですが、「日本に帰りたい!」と感じたことが幸いなことにまだありません。ですがこのようにエンジョイ出来ているのも、アメリカで友達がたくさん出来たからだと思います。
ツラいことや悩んでいることを相談できる相手がいるってとても素晴らしい事ですよね。
アメリカでの友達の作り方に関してはこちらをご覧ください。

学校での授業についていけない
留学中には授業は全て英語で行われるため、学校の授業についていけないとかなりツラいです。
クラスでのグループディスカッションや、先生から質問された時など英語が分からないと他の生徒の前で恥ずかしい思いをしてしまいます。特にグループディスカッションは大変で、ネイティブの人の話す速さに圧倒されて、何も自分の意見を言えないなんてことも。
しかも専門用語や難しい単語などがかなりの頻度で使われるため、いくら覚えて覚えても、日々知らない単語に出会うため勉強時間が本当に足りません。
日本との環境の差に慣れない
アメリカと日本の生活環境はかなり違うため、なれるまではかなりストレスを感じることでしょう。
日本では電車での移動が当たり前で、どこへ行くにもあまり不便を感じないと思いますが、アメリカでは車がないと本当にストレスが溜まります。
週末友達と遊んだりする際にも、車がないと集合場所へ行くのに1時間以上かかることもザラにあります。
また日本みたいに居酒屋が無いので、週末は基本的には友達の家に集まってパーティーをしたりすることが多いのですが、みな車で来ているため8時や9時くらいには帰宅する人が多いです。
そのため「なんか思っていたアメリカの生活よりつまらないな」と感じる場面がしばしばあります。
その他にもダウンタウンなどへ行くとホームレスや薬物中毒の人が多く、かなり危険です。男の僕でもダウンタウンへ一人で行くとかなり怖いです。

発狂している人や、上半身裸で暴れ回っている人。また警察に連行される人などダウンタウへ行くたびに必ずヤバめな人を見るので日本の感覚で出かけるとかなり危険です
カルチャーショックとは
上で紹介してきた「留学生活がツラいな」とか「なんか気持ちが安定しないな」といった症状のことをカルチャーショックと言います。
海外へ住むとほとんどの方が経験することで、主に4つのフェーズがあると言われています。
旅行気分期
アメリカへついた直後はエネルギーに溢れ、新たなことの連続なのでとてもやる気に満ち溢れていると思います。
いろいろな思いを込めて留学へ来ているので、新天地での生活に心が躍るような気持ちでいることでしょう。
このフェーズでは少し浮かれてしまうことがあるため、犯罪などに巻き込まれないように用心をするようにしましょう。
カルチャーショック期
留学からしばらくすると、「日本にあった〇〇がないな」とか「英語力上がっているのか心配だな」などといったいろいろな不安が出てきます。
短期留学とはいえ旅行感覚にすぐに帰れる訳ではないので、段々と不安が募ってくることでしょう。
イライラしたり、ホームシックになったり、また集中できなくなったりなどいわゆる僕たちが想像するカルチャーショックの症状が現れます。
適応期
ある程度留学生活に慣れてくると、「なんだかんだ上手くやれている」とか「英語が通じるようになってきた!」と感じるようになります。
今までは不安ばかりだったのに、段々と希望や兆しが見え始め徐々に留学が楽しくなってくるフェーズです。
ここら辺から人によってはかなり成長を感じ始め、留学前の自分と比較してみるとかなり成長を感じられるかもしれません。
自立期
このフェーズになると、一人でもかなり何でもできるようになってくるため、「もっとここへいたい!」と思い出したり、日本での生活を当たり前とは思わずに、一つの価値観や文化なんだなと俯瞰して物事を捉えられるようになります。
周りの友達や家族に感謝を言えるようになってきて、留学へ来てとても良かったなと感じられる事でしょう。
アイコン カルチャーショックは定期的に訪れるため、英語力が伸びてきたなと思っていたのに、次の日いきなり自分の英語力はまだまだだなと落ち込むことが何度もありました。
カルチャーショックについて詳しく知りたい方はこちらの本をぜひ読んでみてください!
辛いと感じる留学を乗り越えるための3つの解決策とは
上で留学中に多くの方が感じるであろう、留学をツラいと感じる理由を5つ紹介してきました。
上の中に一つでも当てはまる事はありましたでしょうか。そこで最後にそれらのツラさを解消するためにできることを3つ紹介します。
日々打ち込めるものを見つけよう
留学中に何かに真剣に打ち込んでいる人は、なんとなく親に言われたから留学に来ている人と違って覚悟が違います。
- 絶対に英語を身につけるぞ!
- 自分の学びたい専門分野を本気で学びたい!
- 海外で将来生活したい!
この様な明確なプランや夢がある人は、現地でいくらツラい思いや苦しい思いをしても乗り越えることができるでしょう。
ですが逆に親に言われたからとか、学校のプログラムで無理やり来たといった半ば強制の様にしてきた方は、留学中にストレスを感じやすく、挫折してしまいがちです。
ですので日々打ち込める何かを見つける様に心がけましょう。
1日新たな英単語を10個覚えるでも、日々新たなことを学ぶように色々行動してみるなど。小さな目標でもいいので日々それに取り組んでいると、かなり留学を有意義なものにできますよ。
僕は最近日々留学に関する情報をみなさんにシェアして、少しでも留学に興味を持ってもらえる様にブログを毎日更新する様に頑張っています!
ポジティブ思考を身につけよう
ポジティブ思考ってなんだよって思った方もいるかも知れません。ここにきて精神論かよと思った方もいるのでは無いでしょうか。
ですがポジティブ思考を身に付けることで、いくら天気が悪くても、いくら周りから差別されようとも(極端ですが)自分の軸となるものがある限り落ち込んだりストレスを感じたりしません。
ポジティブ思考は一朝一夕の努力で身につけられるものではありません。日々「なんとかなる!」「うまくやっていける!」といったマインドセットを続けることで徐々に身につけることができます。
留学中には思わぬトラブルや予期せぬ不運に巻き込まれることが多々あります。ですがその様なことにも負けない様な強いハートを作れるように頑張ってくださいね。
日本人の友達も積極的に作ろう
よく留学中には日本人の友達を作らないほうがいい。といったことを聞いたことがありませんか?
僕も最初は日本人の友達を作らない様に気をつけようとしていましたが、やはり困った時に頼れる人がいないのはかなりツラいです。
価値観や文化やバックグラウンド、また言語が全く違う人に相談するのはなかなか難しいかもしれません。
ですが同じ日本人ならどうでしょうか。しかも彼らも同じ様なストレスを感じていることでしょう。困った時に頼れる日本人がいるとかなり心の拠り所になりますよ。

とはいえ日本人とばかりつるんでいたらせっかくの留学が勿体無いですよね。僕は日本人の人とも極力英語で話す様にするなど工夫をして日本人と関わっています!
留学をする事で精神的にも強くなれる!
最後に留学をすることで精神的にも人としてもかなり成長をすることができます。
今まで慣れ親しんだ土地を離れて、異国の地にしかも一人で行くため色々な苦労や困難に直面するかも知れません。
ですがそれらを乗り越えていくことで、今後の人生において大きな助けとなること間違いなしでしょう。
またそこで出会った人たちも今後の人生に大きく関わってくると思うので、留学を悩んでいる方がいましたらぜひ一歩踏み出してください。
人生が180度変わること間違いなしです。また今ツラくて日本へ帰りたいと思っている方も、この記事の中から一つでも参考になることがあれば幸いです。
この記事を書いた人

須田 隼(ハヤテ)
現役米国大学生
このブログではアメリカの大学に入って経験したことや、英語、または様々なスキルに関して紹介していきたいと思います!
是非コメントや疑問点が有りましたら連絡お願いします!!
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