前回の記事でPhi Theta Kappaとはどのようなものなのかを紹介しました。

Phi Theta Kappaはアメリカの成績優秀者のみが参加できる、honor societyなのですが、
- Phi Theta Kappaに入る価値はあるの?
- Phi Theta Kappaに入らないと編入は難しいの?
- Phi Theta Kappaにお金を払うのが少し不安
この様に思う方もいるかもしれません。ですのでこの記事ではこれらの悩みを解決します。

Phi Theta Kappaにお金を出してまで入る価値があるのか教えて!
Phi Theta Kappaに招待されたけどお金を払う価値はある?

学校でのGPAを3.5以上保つように必死に勉強してきて、好成績者のみが入れるPhi Theta Kappaと言うコミュニティに招待されたよ。だけどネットにあまり情報が載っていないし、90ドル払ってまで参加する価値はあるの?
まずはおめでとうございます!Phi Theta Kappaに招待されることは、成績優秀であることの証明です。GPAをコンスタントに3.5以上を維持しないと選ばれないため、メンバーに選ばれるにはかなりのハードルが高いんです。ですので選ばれたことをまずは誇らしく思ってくださいね!
では早速結論から言うと、Phi Theta Kappaは絶対に参加する価値があります。
- 3000ドルほどの奨学金を貰うことができる
- レジュメに書くことが可能
- コミュニティ内での様々なイベントやボランティア活動に参加できる
などなど。参加しているとこのようなメリットがあります。最初にお金を払わないといけないのは少し気が引けますが、それだけの価値は必ずあります。
とはいえこのように思う方もいることでしょう。
「90ドルかかるって、詐欺とか怪しいものじゃないの?」
しかし安心してください。Phi Theta Kappaは世界で300万人ほどのメンバーがおり、100年以上もの歴史がある歴とした学生団体です。90ドルが盗まれたり、違法に使われることはないので、安心して参加して大丈夫です!

参加費用90ドルって知った時はびっくりしたけど、怪しい団体じゃなくてよかった!
Phi Theta Kappaに入っていないと編入は厳しい?
Phi Theta Kappaに参加していないと、編入のマイナスになることは決してありません。
Phi Theta Kappaに参加していると、確かに編入の際にアドバンテージになるのですが、参加していないからといって編入に不利になることはありません。
またコミュニティに参加していなくても個人的にボランティアをしたり、コンテストやイベントなどで実績を残していると編入のチャンスがかなりアップします。
編入の際には
- GPA
- ボランティアなどの課外活動
- 志望動機
これらの観点をもとに総合的に判断されます。GPAが高いだけでは当然厳しいし、いくらボランティアなどに参加していてもGPAが低いと編入には難しいでしょう。

バランスよく行うのが一番いいんだね!
UCLAやUC BerkelyなどにPhi Theta Kappaに参加していなくても合格する人はたくさんいます。僕の知り合いでもこのコミュニティに入っていなくてもUC Berkleyに編入合格をしていました。
とはいえ、今現在Phi Theta Kappaに招待されていない方は、GPAを3.5以上取れるように努力し、今そのメンバーの方はGPAを3.5以上キープできるように頑張りましょう。編入にマイナスにならないからといって、「なんとなくやっとけばいいや」とは思わず、折角メンバーとして参加しているならイベントやボランティアなどに積極的に参加するようにしましょう!
Phi Theta Kappaに90ドル払うのは少し不安

Phi Theta Kappaに90ドルも払うのは少し不安だよ…
このように思うかもしれません。
実際にこのコミュニティでの活動内容やどんなメンバーがいるのかを目で見て体験することができず、メールで概要だけが送られてくるのでそのように思うのも無理がありません。いきなり送られてきたメールのみで判断し90ドルを払うのは少し不安だと思います。
ですのでPhi Theta Kappaの活動内容を動画で紹介しているものを2つ紹介します!
こちらは以前Phi Theta Kappaの説明会が行われた際の動画です。約1時間とかなりボリュームはあるのですがコミュニティ全体の内容をしっかりと把握できると思います。
こちらはPhi Theta Kappaの創立100周年イベントが行われた際の動画です。メンバー内で交流する機会が定期的に提供されており、それらの動画を見るとよりどのようなコミュニティなのかが分かってくるでしょう!
これら以外にも沢山の動画がYouTubeなどにアップロードされているので、気になる方は調べてみてください!
Phi Theta Kappa以外のhonor societyを紹介
アメリカにはPhi Theta Kappa以外にも有名なhonor societyがたくさんあります。その中でも一番知名度が高いものを抜粋して紹介します。
Phi Beta Kappa
Phi Theta Kappa(以後PTKと呼びます)とPhi Beta Kappa(PBK)は名前がすごく似ていてややこしいのですが、PBTはPTKの親団体になります。
PTKは主にコミュニティカレッジなどの2年生大学、PBKはスタンフォード大学などの4年制大学の生徒が参加します。そのため留学生でもPBKに参加することができます。
参加条件はPTKとほぼ同じなのですが、PTKよりもメンバーの数や規模が大きいのが特徴です。そのためアメリカで一番由緒正しい学生団体で、卒業生にはビルクリントンやヘレンケラーなどの著名人が挙げられます。
National Society of Collegiate Scholars
PTKやPBKなどに続き、National Society of Collegiate Scholars(NSCS)が有名です。1994年に設立された比較的に新しい団体で、アメリカ全土で300を超えるカレッジや大学と連携を結んでいます。PBKに比べるとスケールは少し小さくなるのですが、他と同様に奨学金をもらえたり、リーダシップを学べるコミュニティとして知られています。
参加費用はレギュラーメンバーシップで97ドル、プレミアムメンバーシップで189ドル、プレミアムプラスメンバーシップで389ドルです。
メンターサポートや、エッセイ添削、またコーチングサポートなどがついているのがプレミアムプラスで、編入の際に手厚くサポートをしてくれます。とはいえ僕個人的には389ドルは少し高いかもしれないので、レギュラープランで全然問題ないと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はPhi Theta Kappaにお金を払って参加する価値があるのかを紹介しました。参加費用に90ドルと一見すると高く感じてしまうのですが、それによって受けられる恩恵がとにかく豊富です。
ちょっと贅沢なディナーを一回我慢しただけで、3000ドルの奨学金をもらえたり、編入にメリットになると考えたらかなりお得ですよね!なので招待が来たらこのチャンスを逃さないようにしましょうね!
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