大学に通いながらノーコードに関してTwitterや学校で情報発信を行なっているひろたかさんに今回はインタビューをさせていただきました。
ノーコードとはどのようなものなのか、ひろたかさんがどのノーコードツールを使ったのか、またそれらのノーコードツールの学習方法を語ってもらった後に、最後にノーコードはどのような人がこれから学習すべきなのかについても語ってもらおうと思います!
関西大学に通いながらノーコードの啓蒙活動を行なっている
ーーまず最初に、ひろたかさんは現在どのような活動をされているのですか?
はい。現在僕は関西大学に通っており、そこで月に一度ノーコードに関しての授業のようなものを開催させてもらっています。
ーーすごいですね!それは全てボランティアで行われているのですか?
完全無償で行っております。
ーーそうなのですね!具体的にはどのようなことを行なっているのですか?
月に一回授業と同じ時間の1時間半を設けて、ノーコードに関してレクチャーさせてもらっています。
具体的には「ノーコードで〇〇作ってみよう!」みたいな企画を行っていて、毎回イベントごとに参加者を募集するんですけど大体10人くらいの人が参加してくれます。
メインはAdaloで開発を行っている
ーーどのノーコードツールを使って今まで開発を行ってきたのですか?
主にAdaloで開発を行ってきました。
他にはSTUDIOというツールも使っていました。それとたまにBubbleを使って開発することがありました。
ーーなるほど。メインはAdaloでその他のツールを少しずつ使用されていたのですね。
そうですね。メインはAdaloでその他は少し興味ベースで使っていました。
あと余談なんですけど、夏休みに入ったらFutterを使い始めようと思っています。
ーーなぜFlutterを使い始めようと思ったのですか?
実は僕、関西大学のSNSを作ろうとおもっているんですよ。
内容としては、関西大学のサークルの情報を全部まとめて共有できるようなサービスを作ろうと思っています。
ですけど実はもうすでにAdaloでこのサービスを4月くらいに作っていて、もうすでに何人かの学生に使ってもらっていて、約400人くらいのユーザーを集めることができたんですね。
そこで今度はオープンチャット機能をつけたり、拡張機能をFlutterで作ってより本格的なサービスを作りたいと思っているからです。
ーーAdaloで作ったものをFlutterに移行するのは大変ではないんですか?
今のところはAdaloで作ったものをFlutterで少し機能を拡張して再リリースしようと思っているので、夏休み中で完成できるくらいのレベルかなと思っています。
ーー色々な活動をされていて素晴らしいですね!ちなみにひろたかさんがメインで使われていたAaloの特徴を教えてください!
そうですね。AdaloはBubbleとかに比べたら簡単なんですけど、なんせ全部英語なので日本人には少し取り組みにくいかもしれません。
基礎を学んだ後には実際に作ってみるのが一番!
ーーやはり英語が課題になってきますね。そんな中でどうやって学習するのがいいと思いますか?
そうですね。英語で大変といっても、英語の公式のチュートリアルとかを理解できなくても、YouTuberのしんじさんという方がAdaloはもちろん、他のツールに関してもわかりやすく解説しているので、そちらの動画を見て基礎力をつけるのがいいんじゃないかなと思います。
そして何個か自分が作りたいと思うサービスがある場合は、実際に作ってみるのが一番いいと思います。
ーーなるほど。まずはしんじさんの動画で基礎力をつけて、その後自分で手を動かして作ってみるのが1番の近道なんですね!
そうですね。多分なんですけど、みなさんノーコードを勉強って考える方がいると思うんですけど、勉強みたいに体系立てて学習するから最終的に作りたいサービスに結びつかずに、
勉強のための勉強で終わってしまうケースが多いと思うので、ノーコードに限らず、プログラミング学習に多いても、まず何かを作ってみるのが一番大事だと思います。
もし作ってみたいサービスがなくても、Twitterなどのクローンを作ってみて、それに必要な機能などを自分で調べながら習得するのが良いと思います。
ーーそうですね。プログラミングでも何か目標を持って学習することはとても大事ですね。
どういったコードを書いたらこういったことができる。などの機能を先に勉強するのではなくて、この機能を作るためにはどうやってコードを書くのだろう。といった逆算方式で勉強するのがいいと思います。
ーー色々なものを作っていくうちに自然と色々な機能を作ることができるようになる。ってことですね。
そうですね!
よくProgate何周しました!といった人がいるんですけど、実際にはサイトの真似もできません。って人もよくいるのでやっぱり逆算方式で勉強するのがいいですね。
実際に自分もそうだったので、すごく気持ちがわかるんですよ!
結構受験勉強をしてきた方はそういった考えに陥りがちなので、何度も繰り返しますけど、まずは触ってみるっていうのを大事にしたらいいと思います。
ーーそういった勉強方法に関しても学校でレクチャーしているのですか?
正直あまり勉強方法に関しては話してなかったんですけど、大前提のプログラミングについても解説はしたりしています。
やはり元のプログラミングについて理解していないと、ノーコードに関して理解するのは難しいので、ノーコードとプログラミングは両方レクチャーしていますね。
ーーいいですね!4年生など年上の方も参加されるのですか?
前回の講義の時には4年生の方が二人参加していましたね。でも正直学年とか歳とかは関係ないですけど、プログラミング経験の有無でかなり飲み込みの速さは変わってきますね。
ーーなるほど。ちなみに参加される方はどこで情報を入手してきているのですか?
学校内にあるスタバにイベントのチラシを貼らせてもらっているので、それを元に皆さん来てくれたり、学校内に将来起業したい人などに開放している
ミッションラウンジっていうものがあり、そこで宣伝してもらったりしています。
ーーありがとうございます。
今後起業家やマーケターなどがノーコーダーとして活躍する
ーー今後どのような人がノーコーダーとして活躍すると思いますか?
個人として活躍したい方や、起業家の方が素早くノーコードを習得して、自分の作りたいものを作るっていうスタンスがメジャーになると思います。
あと、マーケターの方もノーコーダーとして活躍すると思います。
Web制作を自分で行って、しかもその成果物を自分でマーケティングを行えるのでかなり強いと思います。
0からWeb制作を行い、SEO対策なども全て行えるゼネラリスト型のマーケターにとても普及すると思います。
プログラミングはやはり今後必要!
ーー今後プログラミングって不要になると思いますか?
いや。それはないんじゃないかと思います。
むしろプログラミングとノーコードは共存するんじゃないかと思っています。
大企業なら特に、もともとプログラミング言語で作られたサービスがあると思うんですけど、それをわざわざノーコードで作り直すことはしないじゃないですか。
なので、ノーコードがいくら有能とはいえ、いきなりプログラミングが全てノーコードに変わることは無いと思います。
とにかく自分でなにか作ってみよう!
ーー最後にこれからノーコードを学習する方へのアドバイスをお願いします!
ノーコードを習得する際には、まずは一旦自分の作りたいものを作ってみることから始めましょう。
そこで必要な機能をどうやって実装するのかを覚えればOKです。
もし自分が作りたいものがなくても、Twitterなどのクローンを作ってみるのでもいいと思いますよ!
ーーありがとうございました!
以上がひろたかさんのインタビューになります。
インタビュー中に出てきたサービスのURLは以下に記載しておくので、ぜひご覧ください。
関西大学サークル情報アプリ
また上のアプリも現在リニューアル中ですので、気になる方がいましたらコメント等よろしくお願いします!
この記事を書いた人

須田 隼(ハヤテ)
現役米国大学生
このブログではアメリカの大学に入って経験したことや、英語、または様々なスキルに関して紹介していきたいと思います!
是非コメントや疑問点が有りましたら連絡お願いします!!
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