アメリカ留学中に企業や会社で働く事ができるOPTについて紹介!

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アメリカでは一般的に留学生のアルバイトが禁止されているのをご存知でしょうか。しかもアメリカにはワーキングホリデー制度もなく

「留学生はアメリカで働くことはできないの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

ですが実はOPTという国から認められている制度を使えばアメリカで仕事をする事が可能です

またアルバイトと違ってアメリカの企業や会社で働くため、ビジネススキルも同時に身につける事ができる一石二鳥のプログラムです。

そこで今回はアメリカ留学中に活用したいOPT(Optional Practical Training)について紹介します!

  • アメリカで仕事をしたいけどアルバイト禁止だからどうしよう
  • OPTというものを耳にするけど、一体どんなものなの?
  • OPTについて詳しく知りたい!

このような疑問を持っている方にぴったりの記事ですので、ぜひ参考にしてくださいね!

OPTってあまり聞きなれない言葉だけど、本当にアメリカの企業で働けるんならすごいためになりそうだね!

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OPT(Optional Practical Training)とは

アメリカに留学している学生(F-1ビザ)の場合、学校のキャンパスの中でしか働く事ができず、キャンパス外で働くことが禁止されています

ごく稀に日本人留学生がラーメン屋や日本食レストランで働いているという話も聞くのですが、バレた場合は最悪ビザ剥奪になってしまうので絶対にやめた方がいいよ。

ですがこのOPTというプログラムを使えば、留学生がアメリカの会社や企業で働く事ができます

Optional Practical Training (OPT) is a period during which undergraduate and graduate students with F-1 status who have completed or have been pursuing their degrees for more than nine months are permitted by the USCIS to work towards getting practical training to complement their field of studies.

参照:https://www.internationalstudentinsurance.com/opt/what-is-opt.php

OPTとはOptional Practical Trainingの略で、F-1ビザの生徒が自分の専攻した分野に関連する職種で働くことのできるプログラムです

F-1ビザをまだ取得していない人はこちらの記事も参考にしてください!

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基本的にOPTは有償で、最長で1年間まで働く事ができます

ですが、コミュニティカレッジを卒業してAssociate Degreeを取得してから1年間。4年制大学を卒業してからBachelor Degreeを取得してから1年間など、学位を取得するタイミングで働くことがでるので合計で2年間以上働く人もいます。

基本的にBachelor Degreeを取得してからの方が良い仕事につけたり、給料が高くなると言われているよ!

OPT(Optional Practical Training)の種類

OPTには4つの種類があり、それぞれの特徴が少しずつ異なります。

  • Pre-Completion OPT :学期中や長期休暇中に働けるプログラムです。Pre-Completionとある通り、学位を取得していない、学生として学校に通っている期間でのOPTのことです。
  • Post-Completion OPT :学位を取得してからのOPTのことを表します。上のPre-Completionで働いた期間プラスPost-Completionの合計期間が最大で1年間となります。
  • STEM OPT Extension :STEM専攻をした生徒のみが対象のプログラムで、最大で3年間OPTとして働く事ができます。
  • Cap-Gap OPT Extension : OPTとH-1Bの間のギャップ期間中にアメリカに滞在する事ができるプログラムです。

 H-1BとはBachelor Degreeを取得した生徒が最大でアメリカの会社の6年間まで働く事ができるプログラムで、OPTから継続されるパターンが多いよ。

OPT(Optional Practical Training)ではどんな仕事ができるの?

OPTでは自分の専攻に基づいた仕事をする事ができます

ですので、アカウンティングを専攻していたらアカウンタントやその補助業務エンジニアリングを専攻していたらエンジニアとして働く事が一般的です。

そのため裏を返せば自分の専攻していたこと以外では働く事ができないので、専攻を選ぶ際には吟味してしっかり選ぶようにしましょう。

OPT(Optional Practical Training)の条件

OPTに参加できる条件は以下のようになっています。

  • 1 academic year(約9ヶ月)はF-1ビザとして学校に通っていること
  • 大学の附属の語学プログラムの生徒ではないこと
  • 仕事の内容は自分の専攻に関連するものであること
  • 1年以上CPT(Curricular Practical Training)に参加していないこと
  • 雇用主は自分で見つけること

あまり条件は厳しくなく、アメリカの大学でしっかりと学士号を取得していれば問題なくOPTに参加する事ができます

次はOPTの手続き方法についてみていきましょう。

OPT(Optional Practical Training)の手続き

OPTの手続きは以下の通りです。

1.学校でのワークショップやイベントに参加する

一般的に学校でOPTに関するワークショップやイベントが開催されると思うので、それに参加する必要があります。

アメリカへ留学する時に必要だったI-20の手続きが必要となるので、学校のアドバイザーに手続きを行ってもらう必要があります。

分からないことや疑問に感じる事があればなんでも、アドバイザーや進路相談の担当者に相談するようにしましょう。

2.OPTの申請書を提出する

I-20の手続きが完了したら次に、OPTの申請書を提出する必要があります。

これらの手続きはかなり時間がかかるので、なるべく早めからOPT関連の手続きを進めるのが良いでしょう。

3.申請が通ればEADが発行される

OPTの申請が許可されるの、EAD(Employment Authorization Document)が発行され、正式にOPTとして働き始める事ができます。

OPTの申請から働き始めるまで、3~5ヶ月間かかると言われているので早めの準備を心がけましょう。

合計90日間以上就労しない日があったり、週に20時間以下しか働いていない場合はルール違反となり、OPTが取り消しとなる恐れがあります。

また途中で会社から解雇されたり、クビになった場合はビザが取り消しになる恐れがあるので、気を抜かず頑張って働きましょう!

OPT(Optional Practical Training)ではいくら稼げるの?

住んでいる州や町、またどんな会社に就職するのかで全く給料が変わってくるのですが、比較的給料のかなり良いエンジニアの場合は年間で5万ドル(550万円くらい)を超える人もざらにいるそうです。

日本の新卒平均の年収が300万円くらいなので、かなり高いのがわかると思います。しかも超一流大学を卒業していた場合にはもっと給料が高くなることも十分に考えられますので、夢がありますね。

とはいえ仕事は全て英語で当然かなりの英語力も必要となるので、それまでの努力を踏まえたら妥当と言えば妥当かも知れませんね。

STEM専攻なら最長3年間働くことも!

基本的には最大でも1年間しかOPTとしてアメリカで働くことはできないのですが(学位ごとに1年ずつ働く場合は最大で2年間)

以下の科目を専攻にとっていた場合はSTEM OPT Extensionが適用されます。

  • Actuarial Sciences
  • Computer Science Applications
  • Engineering
  • Engineering Technologies
  • Life Sciences
  • Mathematics
  • Military Technologies
  • Physical Sciences

参照:https://www.internationalstudentinsurance.com/opt/what-is-opt.php

※ 他にも細かな条件があるので、詳しくはこちらのページをご覧ください。

上の科目を専攻していた場合に限り、STEM OPT Extensionが適用され、最大で3年間までアメリカで働く事ができます

他には英語での表記なのですが、こちらはOPTに関してまとまっているのでよろしければご覧ください!

https://www.ice.gov/doclib/sevis/pdf/opt_policy_guidance_042010.pdf

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はアメリカで働くための方法のOPTについて紹介しました。

アメリカではかなり収入も高いことに加えて、日本とは違った環境で働く事ができるのでとても貴重な経験をする事ができると思います。

将来日本で就職したいと考えている方でも、アメリカでの職務経験がすごくためになると思いますよ!また「少しでもアメリカに長くいたい!」と考える方にもぴったりですので、興味を持った方はぜひ学校のアドバイザーなどに相談してみてくださいね!

このブログでは他にも留学に関する役立つ知識なども発信しているので、ぜひ他の記事もご覧ください!

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