「アメリカ留学へいこう!」といざ決心しても、真っ先にお金の面で悩んでしまいますよね。
なんとか学費や生活費は準備できても、アメリカへ行く前にビザ費用やパスポート申請などの手続き費用、また渡航に必要なアイテムの買い出しなど多くのお金が消えてしまいます。
しかも現在はコロナウイルスの影響で、PCR検査を事前にしないと入国できないので、PCR検査の費用も追加でかかってしまい、いくらお金があっても全然足りません。
ですがアメリカでは原則としてアルバイトは禁止されているので、アメリカでどうやってやりくりしていけば良いのか頭を抱えている方も多いのでは無いでしょうか。
そこで今回は
- アメリカではアルバイトはできないの?
- なぜアメリカではアルバイトが禁止されているのか教えて
- アメリカで合法的にお金を稼ぐ方法を知りたい!
これらの疑問を解決しようと思います。
それと同時に「他の国ならOKされているのに、なんでアメリカだけ禁止されてるの?」との疑問を持ちました。
そこでアメリカのアルバイト事情に関して色々調べたり、実際に自分が体験した話を元にこの記事を書いていますので、ぜひご覧ください。
アメリカでアルバイトはできるの?
アメリカでのアルバイトは原則禁止
海外へ留学した人の体験談などで、アルバイトをして生計を立てていたと聞く場合もあるかもしれませんが、
学生ビザ(F1ビザ)でアメリカに入国した場合は原則としてアルバイト(Part time job)は禁止されています。
日本へ留学へ来ている外国人がコンビニなどでアルバイトをしていたり、日本の大学生はほとんどアルバイトをしているので「アルバイトをするのが当たり前」といった考えが日本では普及していますがアメリカでは留学生のアルバイトは禁止されています。
また現地のアメリカ人もあまり好んでアルバイトをしない印象があります。
アメリカでは地方から大学のために上京してきて、寮生活をしている生徒が多く、あまりアルバイトをする余裕がいないのが理由だと思います。
学校内ではOKな場合も
「アメリカでは原則アルバイトは禁止」と上で紹介しましたが、アルバイトがOKになる場合もあります。
「成績が良くフルタイムで授業に参加している生徒」に限っては留学生でも学内でのアルバイトをすることができます。
最大週20時間のOn Campus Jobというものが学校ごとに設けられており、そこの大学の生徒なら条件さえ満たしていれば働くことができます。
キャンパス内の図書館の貸し出し係、カフェの店員、また教授のアシスタント業務などをするのが一般的なのですが、その他にもチューターなどの仕事もあります。
気になる方は学校のアドバイザーなどに相談するのが良いでしょう!
なんでアメリカではアルバイトが禁止されているの?
なぜ、アメリカでは留学生のアルバイトが禁止されているのでしょうか。
「オーストラリアへ留学した友達は学校に行きながらアルバイトをしていたよ」と言った話を周りから聞き、少し理不尽に感じる方も多いと思います。
理由は主に2つあると思います。
- 学生ビザだから
- アメリカ人の雇用を守るため
詳しく見ていきましょう。
学生ビザだから
学生ビザ(F1ビザ)を取得しアメリカに留学している学生は、財政証明をしてある程度資金がある状態でアメリカへ来ています。
そのためアルバイトをしないで、学業に重きを置くべきだといった考えから、留学生はアルバイトが禁止されているのだと思います。

確かに僕の周りの留学生を見ても、裕福な家庭の人が多く、お金に困っている人は少ないかな。でもそれだとお金に困っている人にはフェアじゃないよ。
アメリカ人の雇用を守るため
アメリカは移民大国で、毎年多くの外国人がアメリカに職を求めてやってきます。
そのため、将来アメリカに定住しない留学生に職を与えると、現地のアメリカ人や移民への仕事がなくなってしまう恐れがあるからです。
アメリカで学生ビザでも働ける方法を紹介!
そうは言ってもアメリカで働く方法を知りたい方が多いと思います。
そこでアメリカでも働ける3つオススメの方法を紹介します。
1.学内バイト
キャンパス内であれば、しっかり成績を取っていて、フルタイムの学生であればアルバイトをすることができます。
最大で週に20時間程度で、時給も10ドル前後もらえます。
- 図書館の貸し出し係
- カフェの店員
- 売店のレジ担当
- 教授のアシスタント
- チューター
などの様々な種類のアルバイトがあります。
2.有給インターン
有給インターンなら海外で英語やビジネススキルを学びながら、お金を稼ぐことができるので一石二鳥です。
ですがビザの種類が学生ビザ(F1)では無いので、ビザの手続きなどを考えて、夏休みや冬休みなどの長期休暇の時に行うのが良いでしょう。
3.アフィリエイト
個人的にアフィリエイトが一番オススメです。
アフィリエイトとは簡単にいうと他社のサービスを自分のブログなどで紹介し、その紹介手数料でお金を稼ぐ方法です。
そのためブログを始める必要があるのですが、最近ではWordPressやnoteなどを使えば無料で始めることができます。

WordPressでブログを始める場合はサーバー代がかかるけど1年で1万円くらいなのでかなり安いよ。
最近は留学ブームなので、留学に役立つ情報などを発信するのはかなり需要があると思います。
また最近ではyoutubeを始めている人も多いので、YouTubeもオススメです。
日本にいる間からブログやYouTubeを始めておけば、アメリカに留学してからがかなり楽になるので、興味がある方は始めてみてはいかがでしょうか。
違法アルバイトは絶対やめた方が良い
絶対に気を付けた方がいいこととして、違法にアルバイトをすることです。
「こっそりバレずに働けばいいっしょ。」と軽い気持ちでアルバイトを始めてしまうのはオススメできません。
下の「よくある質問」で詳しく説明していますが、違法にアルバイトをしていることが発覚した場合強制帰国や、アメリカへの入国が一生禁止される場合もあります。
アメリカで何かトラブルに巻き込まれた場合、誰も守ってくれる人はいないため全て自己責任になってしまいます。
バレなきゃいいと軽い気持ちで行ったことが、自分の人生を台無しにしてしまうかもしれません。
なので違法にアルバイトをすることは絶対にやめましょう。
アメリカ留学中のアルバイトに関してよくある質問
最後によくある質問やぎもんをQ &A方式で答えていこうと思います!
Q.アメリカの語学学校やコミュニティカレッジを卒業したらアルバイトはできるの?
A.学生ビザ(F1ビザ)の場合は学校を卒業してもアルバイトはできません。
学生ビザ(F1ビザ)は申請する際に財政証明が必要で、基本的に十分なお金がある事に発行されるビザだから、卒業後でも現地でアルバイトは認められていません。
また学生として行くため、アルバイトをして学業に支障が出てはNGです。
どうしてもお金に困ってる場合は、奨学金を取得できるように、成績を上げたり、学内バイトをしてみてら良いと思います。
学校内のカフェや図書館など、学校によっていろいろな種類のアルバイトがあります。
留学費用を抑える方法はこちら

Q.学生ビザ(F1ビザ)でアメリカに留学してるのに、アルバイトをしてることがバレたらどうなりますか?
A.最悪の場合、日本に強制帰国かアメリカに入国禁止になる場合があります。
学生ビザ(F1ビザ)でアメリカに留学しているのにこっそりアルバイトをしているのが見つかったらかなりヤバいです。
最悪の場合強制帰国やアメリカへの入国が禁止になる場合があります。
でも実際こっそりバレないように日本食レストランで働いている人はいます。
普通のカフェやレストランで働くと、周りの従業員に密告されたりするケースが多いのですが、日本食レストランの場合は日本人がオーナーなのでこっそり働ける場合があります。
ですが、もし見つかってしまった場合はそのお店にまで罰則が課されるので、ほとんどのお店はOKしないでしょう。
そのためアメリカで不法にアルバイトをするのはやめておいた方が良いでしょう。
Q.留学中にどうしてもお金が厳しくなってしまった場合はどうしたら良いのでしょうか。
A.Economic Hardshipに申請し、学校外でのアルバイトを国に許可してもらいましょう。
どうしても厳しい場合は一定の条件を満たしている学生に限り、学外でアルバイトが認められています。
- F1ビザで1年以上滞在する方
- 成績が良好で、フルタイムで授業をとっている方
- 仕事で学業に支障が出ない方
- 学外でのアルバイトが本当に必要なのかを証明できる方
※上の条件は英語からわかりやすく日本語に変えたものなので、詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
アメリカでは原則としてアルバイトをすることはできません。
理由としては
・学生ビザとしてアメリカへ留学するから
・アメリカ人や移民の雇用を守るため
これらの2つの理由が挙げられます。
そしてアメリカで合法的にお金を稼ぐ方法は
・学内バイト
・インターン
・アフィリエイト
この3つが個人的にオススメです。
アメリカへ留学する場合は、絶対に違法にアルバイトをすることはやめましょう。
バレたら最悪の場合、強制帰国や一生アメリカに行くことができなくなってしまいます。
せっかくアメリカへ留学するので、楽しく、安全に行けることが1番です!
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