近年エンジニア人材の不足や、プログラミングの授業が小学校から取り入れられることなどにより
プログラミングへの注目がとても高まっています。
それに伴い、プログラミングを学習する方が増えているのに対し、
約90%の方がプログラミング学習が難しく挫折をするといった現状もあります。
- 周りから勧められたからとりあえず始めた。
- お金が稼げると聞いたからとりあえず始めた。
- なんか注目されてるから初めてみた。
どの様な理由でもプログラミング学習を始めることは良いことなのですが、
曖昧な理由で始めてしまうと途中で挫折しやすくなってしまいます。

なぜプログラミングを勉強した方がいいの?
プログラミングをどうやって勉強するのか知りたい。
プログラミングを勉強したけど難しくてやめたい。
この様な疑問を抱える方も多いと思います。
なので今回はこの様な疑問に答えていこうと思います。
まず基礎的なパソコンの使い方から学び、全て独学でプログラミングをマスターしました。
そしてカフェを紹介するサイトを作成することまでできる様になりました。
こんな僕が今回解説をしていきます!
プログラミングを勉強した方がいい理由を3つ紹介!
プログラミングを勉強するメリット
・論理的思考力が高まる
・コンピューターに詳しくなる
・仕事に困らないノーコードツールが普及してますが、プログラミングの知識もこれからより大切になると思います。なのでプログラミングは今からでも学ぶ価値は十分にあります!#プログラミング#エンジニア
— ハヤテ/英語×ノーコード (@hayatesuda1214) March 9, 2021
1.論理的思考力が高まる
まずプログラミングを学ぶメリットとして、論理的思考力が高まることだと思います。
論理的思考力とは物事を考えるときに効率的な筋道を立てられるの能力の事を意味します。
例えば「プログラミングを学習する」と考えたときに
論理的思考力が高まるからプログラミングを学習すると言う筋道を立てられる能力の事です。
この論理的思考力が高まると、ビジネスにおいてはもちろん
相手とのコミュニケーション能力も高まります。
またトラブルに巻き込まれた際の問題解決能力が高まり、日常でのストレスも軽減できます。
その様な論理的思考力をプログラミングを学習することで鍛えることができます。
プログラミングはコンピューターに命令を与えるためのもので、
「このボタンがクリックされたら、このページに飛ばして!」といった命令をコンピューターに指示をします。
他にも記入された数値を計算したり、ユーザーによって表示画面を変えたりなどの、多岐にわたる細かな指示を出すため、論理的思考力を高めることにつながります。
またプログラミング学習時には必ずエラーに直面します。
その際に自分の頭を使いエラーを解決していくため、問題解決への論理的思考力も高まります。
なのでプログラミング学習はビジネスはもちろん、ありとあらゆる場面で必要なスキルを育んでくれます。
2.コンピューターに詳しくなる
プログラミングを学習することでコンピューターに詳しくなれます。
プログラムを書くにはもちろんコンピューターの知識が必要です。
プログラミングを学んでいく際に
「なぜプログラムを書く必要があるのか」「なぜコンピューターが動くのか」
といった様な基礎的なことを知らず、暗記だけで進んでいては途中で必ず挫折してしまします。
またプログラミングを学んでいる際に、コンピューターの知識を前提として説明される事が多く、
プログラミングを学んでいる際に分からないことを調べているうちにコンピューターの知識が自然と身についていきます。
特にコンピューターに詳しくなりたい方はC言語がオススメです。
C言語は汎用性が高く他のプログラミング言語の元となった言語のことで、論理的思考力はもちろん、コンピューターの動作や仕組みなどをしっかりと理解することができるのでコンピュータに詳しくなりたい場合は特にオススメです。
3.仕事に困らない
最後にプログラミングを学ぶメリットとして、仕事がたくさんある事があります。
フリーランスで働くか、副業として案件を獲得するのか、プログラマーとして会社に勤めるのかによって働き方は変わってくるのですが、どれもかなり柔軟な働き方ができます。
最初は会社に勤め、テクニックやノウハウを学び、その後独立しフリーとして働く方が多い印象がありますが、独立し、フリーとして働くと、世界のどこにいても仕事ができるのでものすごく自由な生活ができます。
最初の学習コストはかなりかかるのですが、それを乗り越えて習得したら、将来がとても楽になります。
エンジニアが足りないと謳われている現在、プログラミングを習得していたら、職に困ることはないと思います。
場所や時間に囚われずに、自由に暮らしたい!と考えている方がいましたら、とてもオススメです!
具体的なプログラミング学習のロードマップを紹介
学習前の3つのステップ
1.まずは作りたいものを決める
まずはプログラミング学習を始める前に、何か具体的なプロダクトを想定しましょう。
目的もなくプログラミング学習を始めることは、目的もなく筋トレをする様なものです。
(稀にその過程が好きな方もいますが…)
筋トレをするなら、「いい身体になりたい!」とかあると思いますが
プログラミング学習の場合は、「メルカリの様なサービスを作りたい!」など自分なりの目標をまずは決めましょう!
目標がないと途中で挫折するリスクが高くなってしまいます。
2.どの言語を使うのかを決める
作りたいものを決めたら次にどの言語が適しているのかを決めていきましょう。
先程の例で行くならばメルカリはPHPと言うプログラミング言語で作成されているので
PHPを学び始めるのがいいでしょう。
その他にもプログラミング言語によって特徴はあり、自分自身の用途に合わせて選んでいきましょう。
ちなみに僕はRubyと言うプログラミング言語を始めに扱いました。
案外他の言語でも構造や根本が似ているのであまり、難しく考えずに、自分がいいと思ったものから始めていきましょう!
3.その言語を学習する
そしていよいよプログラミング学習を始めていきましょう!
最初の頃は「なぜ動くのか分からないけどとりあえず進めてみる」くらいの感覚で大丈夫です。
後々勉強していくうちに、「前の〇〇はこう言うことだったのか!」と繋がることがよくあります。
特に初心者の方は完璧に覚えようとしてしまうことが多いので、
「分からなくてもとりあえず次に進む!」と言うことを心がけてください!
学習の際の3つのポイント
プログラミング学習に置いての3箇条
①暗記をしない
②アウトプットを常にする
③答えは一つではない
プログラミングをこれから始めようと考えている方は特に覚えておいてください!
今までの勉強とは違い、全て暗記をしなくてよくわからないことがあるたびに調べながらでokです!#プログラミング— ハヤテ/英語×ノーコード (@hayatesuda1214) March 26, 2021
1.暗記をしない
今まで中学高校では暗記をする勉強法を学んできましたが、プログラミング学習においては真逆です。
極端な話、プログラミングの場合は、暗記はほとんど入りません。
分からないことや疑問なことがあれば、調べたり、先輩の方に質問することができます。
なのでプログラミング的思考が身についていれば暗記をしていなくても、調べたら問題を解決することができます。
慣れない最初の頃は、
「全部暗記しよう」「自分一人で解決しよう」と思うかもしれませんが、
分からなかったらすぐ調べ、それでも分からなければ質問をする癖をつけておきましょう!
2.アウトプットを常にする
よくプログラミングを学習する際に、教科書や本、また動画で勉強をしただけで満足している方がいますが、実はそれはとてももったいないです。
プログラミングは英語などと同じく言語です。
英語学習でも同じですが、いくら教書を読んでいても英語が話せせる様にはなりませんよね。
その学んだことをもとに、外国人と話してみるなどのアウトプットがとても大切です。
プログラミング学習も同様で、学んだことをアウトプット(何か作ってみる)ことが大切です。
アウトプットと言っても、簡単な指示を自分で作りそれがうまく機能するのかを確認するくらいで最初は大丈夫です。
慣れてきたら、学んだことをベースに応用していくなど工夫すると、より実力アップを狙えます!
3.答えは一つとは限らない
これも今までの勉強とは大きく異なることなのですが、プログラミングにおいて、答えは複数あります。
コードの綺麗さや見やすさなどといった細かなことはあるのですが、
どのようなコードの書き方をしても、エラーが起きず正常に作動したら正解としてみなされます。
この考え方はとても素晴らしいことだと個人的に思います。
なぜなら会社などではいくら結果が同じでも、身分ややり方などによって平等に評価されないことが多々ありますが、プログラミングの世界では結果が全てであり、コードの書き方が違えど、うまく動作したら評価されます。
なので繰り返しとなりますが、教科書などでのやり方と自分のやり方が違っても
あまり気にせず、うまく動作していたらそれはそれで正解ということを覚えてください!
プログラミング学習に挫折してしまったあなたへ
色々プログラミングに関して紹介してきましたが、読者さんの中にプログラミングを挫折した方も多いと思います。
僕もエラーで何日も費やされた時は本当にプログラミングをやめようかと思いました。
しかし今ではプログラミングを挫折した方でもWebサービスやアプリを作る方法があります。
それはノーコードツールを使うことです。
ノーコードに関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

ノーコードとは簡単に説明すると、プログラミングで必要だったコーディングが必要なく
初心者の方でも簡単にWebサービスやアプリを作ることができる技術です。
ノーコードにもプログラミング同様種類があり、用途によって使い分けが必要です。
ノーコードの用途別ツール一覧はこちら

僕が1ヶ月近くかけて一生懸命コーディングしてで作ったサービスを
ノーコードツールのBubbleを使えば、1週間くらいで作ることができました。
元々プログラミングの知識があったのでここまで早く作れたのですが、
あまりの速さに始めて使った時は驚きました。
これを聞いて

ノーコードだとあまり複雑なものを作れないって聞いたけど大丈夫なの?
このように疑問を持つ方もいると思います。
しかしサービス開始直後のPHPもかつては同じ様なことを言われていました。
「本当にこの言語なんかで大丈夫なの?」
今ではPHPのシェアは全世界のサーバーの80%ほどを占めます。
まだまだノーコードは黎明期ですが、PHPのようにこれからよりもっと普及していき世の中の大半がコーディングなしで賄われる様になると思います。
しかしあくまでプログラミングの知識は必要なことは変わりません。
ノーコードと言えども、本質はプログラミングで、単純にコーディングが必要なくなるだけなので
将来も現在同様プログラミングの知識は必要になってきます。
また将来はノーコードなど簡単なツールから入り、プログラミング学習を始めるなどの
順序になりよりプログラミングの敷居が下がると思います。
なのでプログラミングを挫折したからでもノーコードでサービスを作ることはできます。
そしてノーコード開発に慣れてきたらもう一度プログラミング開発に戻ってみるのも良いかもしれません。
かつては分からなかったことが、わかる様になっている子もしれませんよ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はプログラミングを勉強する意味をメインに説明していきました。
プログラミングを学習することで得られる論理的思考は、AIによってあらゆる仕事が自動化される世の中でとても大切になってきます。
論理的思考力を育むことで、人間関係はもちろん、あらゆるストレスを解決することにもつながるので、身につけておいて損はないのでぜひ皆さんもプログラミング学習を始めてみてはいかがでしょうか。
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