近年はコロナの影響で留学をすることが難しくなっていますが、
コロナが落ち着いたらアメリカへ留学したい!と考えている方も多いと思います。
この前、僕の友達もコロナが落ち着いたらアメリカに留学したいといっていました。
しかし、留学と言っても語学留学や、ワーキングホリデー、また今回紹介する正規留学など様々な形態があります。
その中で僕が一押しの、アメリカ正規留学について今回は紹介しようと思います。
- アメリカの大学ってどんな感じなの?
- アメリカの大学に留学するメリットを知りたい!
- 留学前に日本でできることって何があるの?
この記事ではこのような疑問を解決できますので、ぜひご覧ください!
アメリカ大学の種類や特徴
リベラルアーツカレッジ
リベラルアーツとは教養学部とも呼ばれ、アメリカの4年制の大学の中でも特に小規模な大学のことを表します。
1クラスの人数は10~20人ほどなので、一人一人への教育レベルが高く、学業はもちろん、人間的に大きく成長をすることができます。
日本ではICU(国際基督教大学)をイメージすると分かりやすいと思います。
リベラルアーツカレッジはアメリカにおよそ600校あり、どの大学も教育レベルが高く、あのハーバードにも引けをとらない質の高い教育を受けることができます。
私立大学
私立大学はアイビーリーグと呼ばれるアメリカの北東部に連なる超名門大学から、ニューヨーク大学などの一流大学など有名な大学が数多く存在します。
教育の質はもちろん高いのですが、学費がかなり高いため少しハードルが高いかもしれません。
とはいえ留学生への受け入れ体制は万全なので、かなり大変な留学生活になるかもしれませんが、挑戦する価値は十分にあるでしょう。

その分奨学金をもらえるチャンスは高いので挑戦する価値アリ!
州立大学
州立大学は全米で650校ほどあり、その名前は「University of 〇〇」や「State University of 〇〇」と共通した大学名なので見分けやすいでしょう。
UCLA(University of California Los Angeles)やSUNY(ニューヨーク州立大学)などの大学が有名ですね。
私立大学よりは費用は抑えられますが、UCLAのように高額な費用の大学もあるので事前にチェックする必要があります。
コミュニティカレッジ(公立大学)
コミュニティカレッジは日本でいうところの2年制大学で、お金と一定の英語のスコアがあれば誰でも合格することができます。
コミュニティカレッジの1番の特徴は学費がとても安いことにあります。なので多くの留学生はコミュニティカレッジに進学します。
またこのコミュニティカレッジで2年間通い、一定の単位を取得すると4年制大学(上の3つの種類)へ編入することができます。

本来4年制大学に高校卒業後直接行くとなると、SATというテストや高校の成績などが必要になるため、かなり難しいよ。
アメリカの大学留学に必要な費用とは
アメリカの大学の費用目安(1年間)
学費 | 生活費 | 滞在費 | 合計 |
300~450万円 | 80万円~100万円 | 100万円〜120万円 | 450万円〜650万円 |
その他にも飛行機代や保険代、携帯代、お小遣いなどその他諸々を含めるとかなりの金額になり大半の方は金銭的に厳しいと思います。上の表のように、正規で4年制大学に入学すると一年で相当な費用がかかります。
コミュニティカレッジの費用(1年間)
学費 | 生活費 | 滞在費 | 合計 |
100万円〜120万円 | 80万円~100万円 | 100万円〜120万円 | 250万円〜320万円 |
そこで大学4年間のうち2年間をコミュニティカレッジに通うと1年間で約200万円くらいを浮かすことができ、かなり金銭的に余裕が生まれると思います。
それでも厳しいよ。と感じる方も安心してください。
コミュニティカレッジに通いながらあることをするとより費用を削ることができるので、興味がある方こちらの記事もご覧ください。

アメリカの大学に留学するメリットデメリット
メリット
1.最先端の教育を受けることができる
アメリカは世界の最先端と言われるだけあって、教育の質も抜群です。
世界大学ランキングの上位はいつもアメリカの大学が占めています。

東京大学は今年36位らしいよ
また日本の大学では周りに遊んでいる人が多いため、自分も流されてしまいがちです。
しかしアメリカは教育の質が高い事はもちろん、皆が勉強に対して一生懸命なため、モチベーションがとても上がります。
そして、アメリカの授業はアクティブラーニングで、かけがえのない知識や考え方などを育むことができます。
アクティブラーニングとは生徒が積極的に授業に参加し、自ら主体的に学習する学習方法です。
2.英語力を爆上げできる
アメリカの大学へ入学し、英語漬けの生活を送ることで英語力はぐんっと伸びます</span>。
最初の頃は英語でのやりとりが全くできなくても、4年間アメリカの大学での勉強を終えた頃には、ものすごい変化を体感できますよ!
オススメの英語学習方法はこちら

3.大学入学時に専攻を決めなくて良い
日本の大学場合は高校三年生の時に何学部に入るか決めなければいけないのですが、アメリカの場合は違います。
アメリカの大学は4年制にしろ、コミュニティカレッジにしろ、最初の2年間は教養課程といって、どの科目もオールマイティに学習します。
基礎レベルの数学や歴史、心理学、また経済学など幅広く勉強をした後に自分の専攻を決めることができるので、自分の学びたいこととの乖離がなく、とても効率的です。
4.様々な経験ができる
日本の大学では経験できない素晴らしい経験をすることができるのもアメリカの大学のメリットです。
なんといってもアメリカはほんっとに広いです。面積は日本の約26倍ほどありその分だけ色々な体験ができます。
休暇にニューヨークでの都会ライフを満喫するもよし、カリフォルニアのビーチでくつろぐのも良いし、田舎の自然に囲まれたキャンパス内で勉強することもできます。
とにかく日本にいるときでは考えられないような、素晴らしい体験をすることができます。

危険なこともあるから気をつけよう!
5.就職に有利になる
日本ではアメリカの大学を卒業したということ自体が珍しいことなので、就職面接に合格しやすくなります。
また海外で様々な経験をしてきており、人間的にかなり成長しているので、日本の大学を卒業した人よりはかなりの差別化を図れます。
しかもアメリカの教育レベルは高く、英語もしっかり話せるので、ヨーロッパや東南アジア、またアフリカの方へいっても就職はかなり有利になるでしょう。
デメリット
1.費用がかかる
アメリカの大学はなんといっても学費が高いです。
有名な私立大学になると1年間で500万円近くかかってしまうので、かなり大変です。
また生活費も上がり続けているので、日本では10万円で生活できても、アメリカだと15~20万円くらいかかるので用心が必要です。
とはいえ、学費や生活費を落とす方法もあります。
奨学金をもらったり、フードバンクなどを利用すればかなり費用を抑えられます。

2.日本語が通じない
やはり日本語を通じないとかなりのストレスを感じるでしょう。
特に留学最初の頃は英語でまともにコミュニケーションを取れないので、かなり苦労すると思います。
でも安心してください。最初から英語がペラペラな人はいません。
今英語がペラペラの人でも一度はこのような経験をしています。毎日しっかりと努力していれば、必ず英語が話せるようになりますよ!
3.トラブルに巻き込まれることも
アメリカは日本と比べ治安が悪いので、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
例えばスマホをテーブルの上に置いたりするのはアメリカではNGです。ちょっと目を離しただけで盗まれる恐れがあるからです。
このように日本で当たり前のようにしていることをアメリカでしてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、事前に何をすると危険なのかを調べてから、アメリカに渡航しましょう。
アメリカの大学で成功する方法
アメリカのコミュニティカレッジから4年制大学に編入する場合はかなりGPAを重要視されます。
GPAとは
% | Grade |
92.5%~100% | A(4.0) |
87.5%~92.4% | AB(3.5) |
82.5%~87.4% | B(3.0) |
77.5%~82.4% | BC(2.5) |
72.5%~77.4% | C(2.0) |
67.5%~72.4% | CD(1.5) |
60%~67.4% | D(1.0) |
0%~59.9 | F(0) |
↑この表は僕の大学の成績の表を元に作成しました。 C以下は落第で、単位をもらえないのでGPAは2.0以上取得できるようにがんばりました。

GPAの平均は3.0くらいだけど、ハーバードやスタンフォードなどの超一流大学へ編入するためには3.8以上必要とも言われているよ。
そのためできる限り最高点の4.0を取れるように努力しましょう。
え。そんなことできるの?と思った方も多いと思います。
僕もアメリカの大学に入る前は5段階評価の日本の高校でも4.0を取れていなかったのに、無理に決まってるでしょ。と勝手に思い込んでいました。
みなさんもきっと同じような考えているのではないでしょうか。
しかしアメリカの大学(コミュニティカレッジ)は成績が比較的簡単に取れます。
特に最初の頃は右も左もわからないので、一生懸命勉強すると思うので、
あれ?意外と成績が良かった!と感じることがほとんどです。
ですが何も勉強をしないでいい成績を取れる事はもちろんありません。人によっては一日10時間くらい勉強する人もいます。
でも安心してください。最初は英語も分からず授業も何言っているか分からずに苦労するかもしれません。でも1ヶ月、3ヶ月、半年と一生懸命がむしゃらに努力すれば
好成績を維持することは容易くなります。
しかも大学によってはExtra Creditと呼ばれるものがあり、追加でアサインメントや課題をこなせば、成績に加点してくれます。

僕も成績が91%の時とかにこのExtra Creditを使って、95%くらいまであげてもらったよ!
また教授によっては毎回授業に積極的に参加してるから、Extra Creditをあげるよ
と言ってくれる教授もいたので、授業は積極的に参加するようにしましょう。
僕や同じくアメリカの大学へ通っている友達も皆、GPAが3.75以上です!(たまに難しい授業があるのでそこは注意を…)
GPAを高く維持することができれば、一流大学に編入できるだけでなく、奨学金をもらえたり、就職にも有利になるので、ぜひGPAを高くすることを意識するようにしてくださいね。
日本にいる間に準備できることは?
1.英語力のアップ
アメリカの大学に入ってから英語を勉強しよう!と思っていても、普段から英語学習を習慣化していないと、なかなか続けることが困難です。
なので日本にいるときからその習慣をつけておくと留学時にあまり苦労しないでしょう。
今では日本にいながらでもスマホを使ったりして、英語力をアップすることは十分に可能です。
英語学習方法はこちら

また、多くのコミュニティカレッジが入学基準として英検2級やTOEFL ITP 450点以上を課しているところが多いので、
日本にいる間に最低限の英語力がないとそもそも大学に入学することができません。
とはいえ、上のスコアはあくまでも目安なので、それより高い点数を取得していれば勉強をよりスムーズに行うことができるので、事前に英語力を鍛えておくほうが良いでしょう。
2.アメリカの治安や文化などを調べておく
アメリカに渡航してから一番悩むことは文化や治安の違いではないでしょうか。
多くの方はアメリカの文化など慣れていないので、いきなり道端で話しかけられたり、店員さんに話しかけられたりすると、驚いてしまうと思います。
また昼間は繁華街だけど、夜になると急に人通りがなくなり異質な雰囲気が漂う場所もあります。
そういったことをネットやTwitterなどで事前に調べておくと、留学生活がよりスムーズになると思います。
3.お金を貯める
アメリカの大学はかなりの費用がかかります。
学費や生活費やお小遣い、また出願費用や、ビザ取得、航空券手配や保険などの費用もかかるので、思ったよりも多くのお金がかかります。
また原則アメリカではアルバイトが禁止なので、日本にいる間にバイトなどをしてお金を少しでも貯蓄するのが良いでしょう。
最後に
正直アメリカの大学はしっかりと勉強をしないと、進学するのがかなり厳しいです。
慣れない言語や環境、また多くの課題が課されるためかなり苦労します。
ですが、しっかりと勉強を継続していけば何も難しい事はありません。
オールAを取る事だって夢ではありません!なので大変だからといって諦めず、わからなくても食らい付いていくくらいのハングリー精神で望むのが良いでしょう。
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