新型コロナウイルスが発症してから早くも1年半ほどが経過し、日本でも徐々にワクチン接種が進んできていますね。
それはアメリカでも同様で、アメリカでは日本よりワクチン接種が普及しており、対面授業を受けるのにワクチン接種が必須となっている学校もあるほどです。
そこで今回は
- アメリカ留学って今できるの?
- アメリカ留学ってワクチン摂取が必須なの?
- ワクチンを日本で摂取できていないけど留学はできるのか教えて
このような疑問を解決します。
アメリカ留学って今できるの?
2021年8月現在、日本からアメリカへ留学することは可能です。
ハワイや一部学校ののぞき、アメリカへ入国後14日間の隔離をすれば原則としてアメリカ留学は可能です。
また、渡米72時間前にPCR検査を受け、陰性証明を取得する必要があります。
ですが、日本ですでにワクチン接種が2回完了している方に限り、14日間の隔離が必要ありません。(PCR検査は必要!)
他の英語圏の国へ留学することはできるの?
カナダ
カナダは学生ビザのみ現在渡航可能となっています。
また、72時間以内にPCR検査を受け、陰性証明が必要です。
そして入国後に14日間の隔離が必要なため、アメリカより入国規制が少し厳しいですね。
イギリス
イギリスでは、他の国同様、72時間以内の陰性証明が必要なことに加え、隔離中での検査が必要となります。
隔離こそ10日間と他の国より短いのですが、2日目と8日目に検査を行うので、他の国より感染対策が厳重な感じがします。
またイギリスではロックダウンを行なった際にはそのルールを遵守する必要があります。
オーストラリア
オーストラリアは他の国に比べ一番感染対策が厳しいです。
そのため20201年8月現在、オーストラリアへ入国することができません。
2022年以降に留学生を受け入れるとの情報もあるので、オーストラリア留学を検討している方は、ホームページでの情報のキャッチアップを忘れないように心がけましょう。
以上のように、アメリカに比べ、他の英語圏の国はコロナウイルスに対しての対策が厳しいです。
そのため、最近ではアメリカ留学にシフトする学生も多いらしいですよ!
アメリカ留学をするのに、ワクチン接種は必須?
アメリカ留学をするのに、ワクチン接種は今のところ必須ではありません。
ですが先日、外国人渡航者へのワクチン接種の義務化を検討との報道があったため、今は必須ではなくても、来月や再来月、また来年度からは必須になるかもしれません。
参照:https://www.bbc.com/japanese/58098397
現状ワクチン接種は必須ではないにしろ、多くの学校がワクチン接種の義務化を勧めています。
僕の留学先のシアトルは、ワクチン接種をしていないと対面で授業を受けることができません。
また、多くのカフェやレストランも「ワクチンを受けていない人は入店お断り」との看板も多く、ワクチン接種はほぼ必須の状態です。
ですので、日本にいる間にワクチン接種が可能であれば、ワクチンを接種した方が無難だと言えるでしょう。
ワクチン接種をアメリカで行うことは可能?
現在日本では、「ワクチンを接種することができない」「ワクチンを打ちたいのに、予約できない」などといった問題も起こっています。
ですので、アメリカ留学までにワクチン接種が2回完了しない場合もあるかと思います。
そのような場合は、アメリカに入国してからワクチン接種を行いましょう。
入国後の14日間の隔離は必要になりますが、学校などに相談したらワクチン接種を行うことが可能です。
その際に注意しておきたいポイントは、早くてもワクチン接種を2回完了するには1ヶ月かかることです。
14日の隔離に加え、1ヶ月ほどのワクチン接種期間がかかるので、余裕を持って渡米することをオススメします。
アメリカ留学する人はワクチンを打った方がいいのか
結論、アメリカ留学を検討している方、またアメリカ留学への準備中の方などは、ワクチン接種を推奨します。
僕も専門家ではないのでワクチン自体の細かな意見は言えないのですが、一つ言えることはワクチン接種をすることでアメリカでの行動がかなり自由になります。
上でも紹介したように、ワクチン接種が完了していると対面での授業が行える学校も多く、またカフェやレストランでの割り引きがもらえることもあります。
ニューヨーク州では外食や映画、またジムでのトレーニングをするには、最低でも1回以上のワクチン接種の義務化されています。
そんなニューヨーク州では「No Vaccine No Restaurant」といった言葉もあるらしいです。
参照:https://www.standard.co.uk/news/world/vaccine-passport-new-york-mayor-restaurant-gym-b949063.html
なので、先日僕もコロナワクチンを2回摂取完了しました。
よく言われる「腕が真っ赤になる」「発熱が起きる」「吐き気が起きる」などといった副反応は何も起こらず、少しほっとしました。
なので、これからアメリカ留学をしようと検討している方は、ぜひワクチン接種をすることを推奨します。
確かにアメリカへワクチン接種をしなくても留学することができます。
しかしワクチン接種をしていないと、せっかくアメリカに行っているのにオンライン授業を受ける必要があったり、どこへも出かけることができな場合もあるので、せっかくの留学を存分に楽しめません。
副反応、将来的への不安など色々あるかもしれませんが、せっかくアメリカへ留学するのなら、最高のアメリカ留学にしたいですよね。
留学を希望する人は優先的にワクチンを受けられるの?
渡航先でワクチン接種が必要とされる国へ留学する方は、優先的にワクチン接種をすることができます。
以下が対象となる方です。(2021年8月現在での情報)
- 渡航先でワクチン接種が必須又は強く求められている。
- 「海外の大学での学位取得」若しくは「日本の大学の留学が必須の課程での学位取得」のため、又は9か月以上の期間海外の大学に渡航する必要がある。
- 今秋(令和3年10月末)までに渡航する必要がある。
- 基本的には他の代替手段がない。(自治体や所属大学等の方が早く接種を受けられる可能性もありますので注意してください。)
- 申請時点で武田/モデルナ社のワクチンの対象年齢以上である。
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_01534.html
以上の要件を満たす場合、優先的にワクチン接種を行うことができます。
ワクチンを優先的に接種したい!と考えている方がいたら、ぜひこちらのURLからワクチン接種の予約を行ってください。
こちら:https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_01534.html
※アメリカの州によっては優先的に受けられない場合もあるので、しっかりホームページをご覧ください。
ワクチン接種完了の証明が必要!
上でアメリカ留学におけるワクチン接種の必要性を説明してきました。
ですが、「ワクチンを打った証明ってどうするの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。
日本のワクチン接種券をアメリカに持っていけばワクチン接種の証明になるのでしょうか。
結論、アメリカでワクチン接種を証明するには新型コロナウイルス感染症予防接種証明書(通称:ワクチンパスポート)を発行する必要があります。
各自治体に連絡をし、「ワクチンパスポートを取得したいです」と電話をするか、ホームページから申請を行いましょう。
ワクチンパスポートは日本語と英語で、ワクチンメーカーの名前や、製造番号、また接種日などが記載されており、それをアメリカで見せればOKです。
学校によってはワクチン接種の証明が必要なので、渡米する際に忘れずに持っていくようにしましょう。
その際に、学校用とプライベート用など数枚コピーしておくと便利だと思います。
詳しくは各自治体のホームページを参照してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
アメリカでは現状、留学生へのワクチン接種は必須ではないものの、ワクチン接種が完了していないと、かなり自由が制限されてしまいますね。
また、デルタ株やラムダ株など、世界的に変異株が蔓延しており、これからより締め付けが厳しくなると思います。
なので、いつ留学時にワクチンが必須になってもおかしくありません。
来月からいきなりワクチン接種が必須になることだって容易に考えられます。
なのでアメリカやその他の国へ渡航する予定のある方は、なるべく早めにワクチン接種を完了させることを推奨します。
コメント